鑑定の後に、どっと疲れる。気分が落ちる。体が重くなる。
感受性の高い方ほど、この経験があると思います。私も以前はそうでした。
はじめにお断りしておくと、体調のことなので、続くようなら医療機関で診てもらうのが先です。そのうえで、私の場合は原因が分かってから、対処の順番が変わりました。受けたものを後から落とすのではなく、最初から受けないようにする。この記事では、鑑定に入る前に私がやっている準備と、なぜ深く繋がらないほうがいいと考えているのかを書きます。
繋がったと分かる瞬間があります
感覚が鋭い方は、経験があるかもしれません。
鑑定中に、相手と繋がったと分かる瞬間があります。
手と手を合わせるような感じです。心と心で繋がる、という言い方が近い。文字通り、繋がったという感覚があります。
相手の感情が分かる、というのとは少し違います。相手の内側に触れた、という感じです。
感覚的な話で、表現が難しいのですが、ないのに触れているのが分かる。接触した、という言葉がいちばん近いかもしれません。
そして、これが起きた日は、疲れ方が違います。
繋がることは、目的ではありません
深く繋がれば、深く視えるのではないか。そう思われるかもしれません。
私はそうは考えていません。
深く繋がるというのは、干渉し合うということだからです。
こちらの状態が相手に流れ、相手の状態がこちらに流れる。双方向です。自分にとっても、相手にとっても、いいことではありません。
鑑定は、相手の状態を読む仕事です。混ざってしまったら、どこまでが相手のものか分からなくなります。
だから、繋がった場合は終わった後に切ります。ただ、切るより、繋がらないほうがいい。
先に守りを作ります
そこで、鑑定に入る前に守りを作ります。
やり方は単純です。自分と相手のあいだに、厚みのある透明な板が立っていると意図します。
光は通すけれど、感情や念は通さない。そういう性質を持った板として扱います。
想像するのではなく、そうなっていると決める。ここが大事なところです。細かく絵を描こうとすると、かえって疲れます。
意識して入った日と、忘れて入った日の違い
これを気の持ちようだと思われるかもしれません。
私自身は、意識して入った日と、忘れて入った日で、終わった後の状態に違いを感じています。顕著に出ます。
もちろん、これは私自身の感覚です。誰にでも同じ結果が出るとは限りませんし、証明できるものでもありません。
ただ、私にとっては、繰り返し確認できていることです。鑑定に入る前の準備として、欠かせないものになっています。
受けてから落とすのと、受けないようにするのは別です
浄化の方法はいくつもあります。塩、香、入浴。私も使っています。
ただ、それは受けた後に落とす技術です。
繋がってから落とすより、繋がらないほうが早い。入り口で止めるほうが、消耗が小さい。
落とす技術については、浄化は毎日やらなくていい|霊視鑑定師が使う五つの方法と基準に書きました。両方あって、はじめて回ります。
共感と、同化は違います
もう一つ書いておきます。
相手に寄り添うことと、相手の感情に飲み込まれることは違います。
共感は、こちらが立ったままできます。同化は、立っていられません。
繋がってしまうときは、たいてい後者に近づいています。話を聞きながら、自分の感情が動きすぎている。そのときは、一度距離を取ります。
自分の状態が崩れていると、視えるものも濁ります。自分を整えるのは、相手のためでもあります。
線引きの話については、占い師として、どこに線を引くかにも書きました。
繋がらないことが、雑なわけではありません
繋がらないというと、冷たいように聞こえるかもしれません。
そうではないと思っています。
混ざらないほうが、相手の状態をそのまま読めます。こちらの感情が入らないぶん、正確になる。
相手を拒絶するために距離を取るのではありません。きちんと見るために距離を取ります。
近づきすぎると、相手なのか自分なのか分からなくなる。
だから私は、鑑定に入る前に一枚の板を立てます。繋がらないために。そして、目の前の人を、その人のまま見るために。
鑑定に限らず、人の話を深く聞く仕事をしている方には、同じことが起きていると思います。入り口に一枚、板を立ててみてください。
PSYCHIC READING
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