悪夢が続く、夜中に目が覚める|霊視で視る眠りの境界の話

夜中に何度も目が覚めて、そこから寝付けない。

現実と見紛うような悪夢を繰り返し見る。しっかり寝たはずなのに、朝から体が重い。こうした眠りの悩みを抱えている方から、これは霊的な影響でしょうか、と聞かれることがあります。私は、そういうこともある、と答えています。

ただし、そう決めてかかることには反対です。

この記事では、眠っている間に何が起きているのか、そして霊的な話に進む前に確かめてほしいことを書きます。

目次

眠っている間は、自分と外との境界がゆるみます

起きている間、私たちは意識の力で自分と他人の間に線を引いています。誰かの機嫌が悪くても、それは相手のものだと切り分けられる。この切り分けは、意識が働いているからできることです。

眠ると、その力が緩みます。潜在意識が優位になって、自分と外との境界が曖昧になる。私はこの時間帯を、一日のうちで最も無防備な時間だと捉えています。

この時間に外からのエネルギーが入り込むと、眠りの質は落ちます。誰かの強い執着や、過度な依存といったものは、距離に関係なく届きます。それが眠っている間に流れ込むと、頭が休まりません。妙にリアルな夢として現れることがあるのは、そのためだと私は考えています。

寝室の空気が滞っている場合も同じです。長く動かしていない物が溜まった部屋では、寝ている間に消耗します。朝の重さが、そこから来ていることもあります。

病院で原因が見つからなくても、霊的な影響と決めつけないでください

ここが、この記事でいちばん書いておきたいところです。

病院で調べて原因が特定できなかった。だからこれは霊的なものだ。この飛躍を、私はしないようにしています。原因が見つからなかったというのは、まだ見つかっていないという意味であって、身体に何もないという意味ではありません。

眠れない状態が続いているなら、まず医療機関で相談してください。睡眠の問題は、身体の不調としても、心の不調としても現れます。専門の科があります。そちらを飛ばして霊的な話から入ると、本来必要だった対応が遅れます。

首や肩が痛い、体が重い。そういう身体の症状についても同じです。私はそれをすぐに霊的な原因で説明しません。枕や寝具、姿勢、そして身体そのもの。確認する順番があります。

そのうえで、医療でできることをやってもなお残るものがある場合に、私の領分が出てきます。順番を飛ばさないでください、というだけの話です。病院で異常なしと言われた後の考え方については、病院で異常なしと言われた不調|霊視鑑定師が伝えていることで詳しく書いています。

決まった時間に目が覚めるとき、私が確認していること

同じ時間帯にいつも目が覚める、という相談を受けることがあります。

午前2時から4時あたりは、私の感覚では、境界がいちばん曖昧になる時間です。ただ、この時間に目が覚めるから何かがある、とは言えません。生活リズムでそうなっている方もいますし、体調による方もいます。

私が確認するのは、目が覚めた瞬間に何を感じているかのほうです。理由もなく不安なのか、誰かの顔が浮かぶのか、それとも単に目が開いただけなのか。ここが分かれ目になります。特定の相手が浮かぶ場合、それは自分の中から出たものではないことがあります。念については、特定の人と会うと疲れるのはなぜか|霊視で視える念の正体で書いています。

寝室の物を減らすと、空気の通り方が変わります

やることは、そう多くありません。

まず、物を減らします。とくに頭の周りです。枕元に物が積んである状態と、何もない状態とでは、部屋の空気の通り方が変わります。これは霊的な話というより、単純に、空気が動く隙間があるかどうかの問題です。

それから、換気です。窓を開けて空気を入れ替える。朝でも夜でも構いません。滞っていたものが動きます。

シーツを洗って、日に当てる。これも同じです。私は、こうした物理的なことのほうが、何かを置くより先だと考えています。

寝る前に、その日の関係を一度切り離しています

私自身が寝る前にしているのは、その日に受けたものをそこで止める、という区切りです。

今日の仕事や人との関わりで動いた気持ちを、ここで置いていく。そう心の中で決めます。声に出す必要はありません。決める、というだけです。

それから、自分が光に包まれているイメージを持って眠ります。外からのものを通さない膜が、自分の周りにある状態を思い浮かべる。これは私がやっていることで、必ず効くと言うつもりはありません。ただ、やった日とやらない日で、翌朝の感じが違うことは何度もありました。

盛り塩や柏手を、私は毎日はやりません

寝る前に柏手を打つ、盛り塩を置く。こうした方法を勧めている記事は多くあります。私も使うことはあります。

ただ、毎日やることには意味がないと考えています。理由は二つあります。

一つは、続けるうちに作業になるからです。何のためにやっているのかが抜けた状態で手を動かしても、私の視点では何も変わりません。もう一つは、これらの方法には得意な場面と不得意な場面があって、万能ではないからです。この点は、お守りも盛り塩も効かないのはなぜか|霊視で視る三つの弱点と、浄化は毎日やらなくていい|霊視鑑定師が使う五つの方法と基準で書いています。

眠れないから塩を置く、という順番ではなく、今の自分の状態に何が必要かを見てから選ぶ。そちらのほうが早いです。

眠れない夜を、一人で抱え込まないでください

眠りは、明日を生きるための時間です。そこが崩れていると、日中の判断も鈍ります。

対策を試しても悪夢が止まらない。自分の家が安全な場所に思えない。そこまで来ているなら、一人で抱えないでください。医療でも、私のところでも、どちらでも構いません。相談先を持っているというだけで、夜の感じ方は変わります。

そして、しつこいようですが、順番だけは守ってください。身体のことは身体の専門家に。そのうえで残ったものを、私は視ています。

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雨龍 光のアバター 雨龍 光 霊視鑑定師

霊視・東洋占術 鑑定師|鑑定歴8年・累計400件以上。霊視を軸に、東洋占術とデザインの視点を重ね、人生と日々の営みを本質から整えるサポートを行っています。未来を当てることが目的ではありません。今、どこで流れが滞り、どこでズレが生じているのか。その現在地を正確に捉え、次の判断ができる状態へ整えます。

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