髪には念が乗る|切ると執着が離れることがあります

髪を切ると、軽くなります。

物理的な重さの話ではありません。頭が軽い、視界が開ける、気分が変わる。経験のある方は多いと思います。

私は、髪には念が乗ると考えています。

目次

髪には、人の思いが乗ります

自分の思いも、他人の思いも乗ります。

そう考える根拠として、二つ挙げられます。

一つは、髪が呪物に使われてきたことです。人形に髪を入れる、髪を結んで納める。洋の東西を問わず記録が残っています。なぜ髪なのかというと、そこに人の何かが宿ると考えられていたからです。

もう一つが、失恋したときに髪を切るという習慣です。

好きな人への思いを断ち切るために、髪を切る。これは今も残っている感覚だと思います。思いを断つことと、髪を切ることが結びついている。そういう理解が、長いあいだ共有されてきました。

どちらも、髪に何かが乗るという前提の上に成り立っています。

私はそれを、邪気として捉えています

ここで、立場を書いておきます。

人の思いが乗る、と言うと、良いものも悪いものも乗るという話に聞こえるかもしれません。強い思いは良いものだ、という捉え方もあります。

私は、そうは捉えていません。

未練であれ執着であれ、そこに留まり続けている思いは、邪気そのものだと考えています。良い面として扱うことはしません。

本人の思いであっても同じです。断ち切れずに残っているものが、髪に乗って一緒に伸びている。そういう見方をしています。

そして、恋愛に限った話ではありません。

失恋のときに髪を切るという習慣が知られているので、そちらの印象が強いと思います。ただ、乗っているものの正体は思いや念であって、その中身が何かは問いません。

仕事のこと、人間関係のこと、過去に言われた言葉。マイナスの感情が乗っているという点では、構造は同じです。

そして、乗っているものが増えると、体に出てきます。頭が重い、気分が晴れない、同じことを考え続けている。感情の話が、体の状態として現れる。私はそう捉えています。

髪を切った日に、執着が離れました

私自身の話を書きます。

あるとき、髪を切りました。特別な日を選んだわけでも、何かを期待していたわけでもありません。

切った後、いつも以上に体が軽くなりました。視界が開けた感じがあった。そして、それまでモヤモヤしていた感情が、なくなっていました。

私の場合は、仕事のことでした。それがどうでもよくなっていたんです。

解決したわけではありません。状況は何も変わっていない。ただ、そこに執着していた自分のほうが、離れていた。

憑き物が落ちる、という言い方が近いと思います。ふっと、抜けた。

そのときに、髪を切るというのはこういうことかと思いました。失恋したら髪を切るという習慣も、理屈ではなく体で分かる話なのだろうと。

暦にも、髪を切る日があります

昔の暦には、剃頭や理髪という項目がありました。髪を切るのに適した日が、体系の中に記されていたということです。

現在でも台湾や香港の暦には記載があります。

日を選ぶということは、その行動に意味があるということです。何をしても同じなら、選ぶ必要がありません。

私は、自分の体に刃物を入れる行為だからではないかと考えています。髪は体の一部です。それを切るというのは、体に刃を入れることでもある。その行為が運に影響すると考えられていたのだとすれば、日を選ぶ理由がつきます。

これは私の解釈で、暦にそう書かれているわけではありません。

日取りの考え方については、髪を切るのにいい日の選び方|暦から自分で決める三つの基準に書きました。

なぜ髪なのかは、まだ分かっていません

正直に書いておきます。

なぜ髪なのか。爪ではだめなのか。私はまだ、そこまで落とし込めていません。

爪も体の一部で、切るときに刃物を使います。呪物として使われた記録もある。それでも、暦に爪を切る日が特別に設けられているという話は、髪ほど聞きません。

髪のほうが量があるから。伸びる速度が違うから。頭という場所にあるから。理由はいくつか思いつきますが、どれも思いつきの域を出ません。

ただ、剃頭と書いてある以上、そこに意味があるのは事実です。意味があることは確かで、その中身が分かっていない。今の私はまだその状態です。

伸ばしていることが悪いわけではありません

念のため書いておくと、髪が長い方に邪気が溜まっているという話ではありません。

長さの問題ではなく、切らないまま何年も過ごしているかどうかだと思っています。伸ばすと決めて手入れをしている方と、放っておいた結果として伸びている方では、状態が違います。

髪型は好みで選ぶものですし、それを運のために変えろとは思いません。

重いと感じたら、切ってみてください

頭が重い。考えがまとまらない。同じことをずっと考えている。

そういうとき、髪を切ってみるのは選択肢の一つだと思います。数センチでも構いません。

執着が離れるかどうかは、分かりません。私の場合はそうでしたが、毎回そうなるわけでもない。ただ、切って軽くなるという実感は、多くの方が持っているものです。それを気のせいだと切り捨てる必要はないと考えています。

切ったあとに実際どう変わるのかについては、髪を切ると運気が変わる理由に書きました。私が短くしたあとに何が動いたのかを、順番に追っています。

なお、体の重さや不調が続いている場合は、医療機関で診てもらうのが先です。髪の話は、検査をしても何も出なかった後に残る部分についてです。そちらについては、寝ても疲れが取れないのはなぜか|霊視で視える背中の消耗に書いています。

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霊視・東洋占術 鑑定師|鑑定歴8年・累計400件以上。霊視を軸に、東洋占術とデザインの視点を重ね、人生と日々の営みを本質から整えるサポートを行っています。未来を当てることが目的ではありません。今、どこで流れが滞り、どこでズレが生じているのか。その現在地を正確に捉え、次の判断ができる状態へ整えます。

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