鑑定はその場で完結させる|イベントの10分でも答えを出す

鑑定の終わりに、次回の予約をこちらから勧めるかどうか。イベントの10分や15分の鑑定で、どこまで答えるか。占い師として鑑定をしていると、こうしたことを決めておく場面があります。

私の考えははっきりしていて、鑑定はその場で完結させる、というものです。通常のセッションでも、時間の短いイベントの鑑定でも変わりません。この記事では占い師の側から、鑑定を完結させるとはどういうことか、次回をどう扱うか、イベントの鑑定にどう臨むかを書きます。

目次

鑑定は、その場限りで完結させる

1回の鑑定で、1つのゴールを提示する。相談に来た方が、その場で何かを持ち帰れるところまで答えを出す。プロとして鑑定をするなら、これが基本だと考えています。

話を広げるだけ広げて、続きは次回に、という終わり方はしません。相談に来た方は、そのときの悩みに答えを求めて来ています。その答えを途中で止めてしまえば、受けた方は何を持ち帰ればいいのか分からないまま帰ることになります。1回の鑑定でどんな相談ができるのかは、霊視鑑定でどんな相談ができるのか|初めての方へ、鑑定の流れにまとめています。

「次回は〇〇頃に」と鑑定側から誘うのは違う

ですから、「今回はここまで。次回は〇〇頃にまた来てください」と、鑑定する側から次を取りにいくのは違うと思っています。

これは、次の予約を勧める占い師を責めたい話ではありません。私自身がどこに線を引いているか、という話です。答えを途中で止めて、次につなげる。この形は、相談した方に「また聞かないと先に進めない」という状態を作りかねません。依存させるのは良くないと言いながら、自分の手で依存の入口を作ることになります。

何回も鑑定を受けることが依存なのかどうかは、何回も鑑定を受けたら依存なのか|決めるのは回数ではないに書いています。

「また何かあったらよろしく」くらいがちょうどいい

鑑定が終わったあとは、「また何かあったら、よろしくお願いします」くらいがちょうど良い距離感だと思っています。

次に来るかどうかを決めるのは、お客様です。必要になったときに思い出してもらえれば、それで十分です。鑑定する側が距離を詰めすぎないことも、プロとしての線の引き方だと考えています。

継続で伴走している場合は、次の予定があって当然

ただし、継続の契約をしている場合は別です。

目的を共有したうえで、期間を決めて伴走している関係なら、次の予定があるのは当然のことです。単発の鑑定で、鑑定する側から次を約束させることとは意味が違います。

ただ、継続であっても、毎回のセッションで持ち帰れるものは必要だと考えています。次があるから今回は途中まででいい、ということにはなりません。1回ごとに持ち帰ったものを使って動き、その結果を持って次に来る。継続は、その積み重ねです。

イベントだから簡単でいい、にはならない

これは、イベントの鑑定でも同じです。

イベントの鑑定は、通常のセッションより時間が短くなるぶん、料金も安く設定されることが多いと思います。だからといって、イベントだから簡単でいい、イベントだから解決させなくていい、ということにはなりません。

10分でも15分でも、1つの答えを提示する。お金をいただいている仕事なのですから、当然のことです。

私がイベントに出展するときは、毎回必ず、その方のゴールを伝えています。短い時間でも、1つの答えを出せたと感じる場面はよくあります。時間が短いことは、手を抜く理由ではありません。何を伝えるかを絞り込む理由です。イベントに出展するときに私自身が考えてきたことは、ブースに人が入らない日|霊視鑑定師が考える入りやすさの正体に書いています。

どこから来た方かで、求めているものには傾向がある

お客様が求めているものや叶えたいゴールは、イベントで出会ったのか、通常のセッションを申し込まれたのかといった、どこを経由して鑑定を受けに来たかによって、ある程度の傾向が出ます。

私の場合、イベントで出会う方は、今の状況を変えるためのヒントを求めている方が多いと感じています。一方で、通常のセッションを申し込まれる方は、時間をかけて今の状況に向き合いたい方が多くいます。きついけれど目を向けないといけない現実も含めて、聞きたいという方です。

どちらが良い悪いという話ではありません。場の性質が違えば、来る方が求めているものも違う、ということです。厳しいことを言われたとき、受け取る側がどう扱えばいいかは、鑑定で怖いことを言われたとき|私が最初に伝えている保留という一手に書いています。

背景を知ったうえで、鑑定に臨む

どのニーズが多いのか。そういう背景も知ったうえで鑑定に臨む。それがプロとしてのスタンスだと考えています。

目の前の方が何を求めて来たのかを、ある程度想定しておく。そうすれば、限られた時間の中で、どこに絞って答えるかが決まります。短い時間でも、その方に必要な1つの答えに近づけます。もちろん、傾向はあくまで傾向です。最後は目の前の方の話を聞いて、その方に合わせて答えを出します。

完結させるのは、相談した方の時間とお金に責任を持つこと

その場で完結させること。鑑定する側から次を誘わないこと。時間が短くても答えを出すこと。どれも、相談に来た方の時間とお金に対して責任を持つ、という同じところにつながっています。

通常の鑑定でもイベントでも、私が鑑定で大切にしていることは、はじめにのページに書いています。

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この記事を書いた人

雨龍 光のアバター 雨龍 光 霊視鑑定師

霊視・東洋占術 鑑定師|鑑定歴8年・累計400件以上。霊視を軸に、東洋占術とデザインの視点を重ね、人生と日々の営みを本質から整えるサポートを行っています。未来を当てることが目的ではありません。今、どこで流れが滞り、どこでズレが生じているのか。その現在地を正確に捉え、次の判断ができる状態へ整えます。

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