「しっかり休んでいるはずなのに、鉛のように体が重い」 「病院へ行っても異常なし。でも、自分では明らかにおかしいと感じる」 「特定の場所に行くと、急に寒気がしたり、どっと疲れたりする」
そういうご相談を受けることがあります。
先に、いちばん大事なことを書きます。私が最初にお伝えしているのは、病院に行ってくださいということです。
今回は、そのうえで霊視から何が視えるのかについて書きます。
まず病院へ、と伝えている理由
これは私の基本方針です。不調があるなら、まず医療機関で診てもらう。それが先です。
理由は単純で、私は医療の専門家ではないからです。霊視で視えたことだけを頼りに、不調の原因を判断することはできません。
霊視で視えたことをお伝えする場合も、その前提をはっきり伝えるようにしています。
霊的な視点から視えるものはあります。それは確かです。ただ、それは医学的な判断に代わるものではありません。
病院に行ってから来てください、という意味ではありません。並行して構いませんし、病院で異常が出なかった後に来られる方が多いのも事実です。ただ、順番として医療が先だという立場は、変えていません。
痛みが取れた後も、病院を勧めた話
実際にあったことを書きます。
病院に行ったけれど原因不明と言われた、という方がいらっしゃいました。
最初は、私にも何も視えませんでした。表面だけでは分からなかった。深く視ていくと、原因になっているだろうものが視えてきました。
それを霊的な処理で払ったところ、痛みが取れたと驚かれていました。
ここで終わりにすることもできたと思います。でも私は、改めて病院に行くようにお伝えして、その日の鑑定を終えました。
理由は、一時的な可能性があるからです。痛みが引いたことと、原因がなくなったことは同じではありません。もし別の要因があるなら、そちらを放置することになる。
効果があったからこそ、そこで完結させてはいけないと考えています。
霊視で視えるものは、そのときによって違います
では、実際に何が視えるのか。
ここも正直に書いておきますが、決まった形があるわけではありません。そのときによって違います。
刺すような痛みを訴える方に、槍が刺さっているように視えることがあります。肩や背中の重さを訴える方には、大きな岩がのしかかっているように視えることがある。前に進めないという方には、重しと足枷が視えることもあります。
最も多いのは、モヤです。ご本人が違和感を感じている場所に、そのまま滞りが視える。
視え方の詳細については、霊視では何が視えているのか|槍・岩・足枷という形の話に書きました。
大事なのは、症状と視えるものが一対一で決まっているわけではないということです。足が重いから必ずこれ、肩が重いから必ずこれ、という対応表は私の中にありません。
症状に意味を貼りつけないこと
ここは、この記事でいちばん気をつけて書きたい部分です。
スピリチュアルの分野では、症状ごとに霊的な意味を割り当てる説明をよく見かけます。足の重さは何、肩の痛みは何、というように。
私は、それをやらないようにしています。
理由は二つあります。
ひとつは、実際にそうなっていないからです。同じ症状でも視えるものは毎回違います。決まった対応があるなら、私が視る必要はありません。
もうひとつは、危険だからです。症状に霊的な意味を先に貼りつけると、医学的な原因を見落とします。特に肩や首、胸のあたりの症状は、体の側に原因があることもあります。霊的なものだと思い込んだまま時間が経つのは、いちばん避けたいことです。
「魂からのサイン」とは、私は言いません
似た話で、不調を「気づきのためのサイン」として説明することがあります。
その考え方を否定はしません。ただ、私はその言い方を使わないようにしています。
不調に意味があると言われると、人は受診を後回しにします。意味があるものなら、向き合うべきものだと感じるからです。その結果、体の問題が放置されることがある。
不調は不調です。そこに意味を乗せるかどうかは、原因が分かってからでいいと私は考えています。
それでも視えるものはあります
ここまで慎重なことを書いてきましたが、霊的な影響そのものを否定しているわけではありません。
鑑定では、医学的な原因とは別に、こうしたものが影響しているように視えるケースがあります。
場所に残っているものに同調してしまうこと。他者から向けられた念を受け取ってしまうこと。それらは実際にあると私は考えています。
念については、特定の人と会うと疲れるのはなぜか|霊視で視える念の正体に詳しく書きました。
検査をしても何も出ない。休んでも変わらない。そういう状態が続いているとき、別の角度から視てみることには意味があると思っています。
ただ、それは医療を試した後の話です。順番を逆にしないことだけ、お願いしたいところです。
自分でできること
医療機関に行ったうえで、それでも何かできることはないかという方に、私が伝えていることを書きます。
窓を開けて空気を入れ替える。柏手を打つ。湯船に粗塩をひとつかみ入れる。どれも特別な道具は要りません。
効果を保証するものではありません。私自身が日常的に行っている、空間や自分を整えるための方法です。
そして、境界を意識すること。ここからは自分の範囲だと決めておくだけでも、受け取り方が変わることがあります。
判断は、ご自身のものです
最後に整理します。
不調があるなら、まず医療機関へ。これは変わりません。
そのうえで、検査で何も出なかった場合に、別の角度から視てみるという選択肢があります。ただ、それは医学的な判断に代わるものではありません。
私が視えたと言えるのは、私にはこう視えました、という範囲までです。その先に何が起きるかまでは、断定しません。
判断は、いつでもご自身で選ぶことができます。
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