「浄化のやり方を知りたい」
そう聞かれることがよくあります。方法自体は、調べればいくらでも出てきます。ただ、どれを選べばいいのか、どのくらいの頻度でやればいいのか、そこが書かれていないことが多い。
この記事では、私が実際に自分に対して使っている方法を五つ、そのまま書きます。特別な道具はほとんど要りません。全部やる必要もありません。
先にお伝えしておくと、浄化は「落とす」ための行動です。落とすだけでは戻ってきます。それでも、落とす技術を持っているかどうかで、日常の消耗の度合いはかなり変わります。まずは手を動かせるところから始めるのが現実的だと考えています。
なぜ浄化が必要になるのか
私たちのエネルギーは、常に外部と接しています。
感受性が強い方ほど、無意識のうちに他人の感情や、場に溜まった空気を拾います。これは能力の問題ではなく、接触の量の問題です。人の多い場所に行けば拾う。話を聞けば拾う。それ自体は避けられません。
毎日お風呂に入って体の汚れを落とすのと同じで、拾ったものを落とす習慣があるかどうか。そこに差が出ます。
私自身、自分の状態を霊視で確認する習慣があります。整っているときは、乳白色の光を帯びた球体として視える。ただし、これが絶対というわけではありません。整っていたとしても、乳白色以外の色になるときも当然あります。また、消耗しているときは、そこに霞がかかったような曇りが出ます。曇りが出たら落とす。私はその基準で動いています。
なお、体の不調が続く場合は医療機関で診てもらうことが先です。浄化はその代わりになるものではありません。
私が実際にやっている五つの方法
順番に難しくなるわけではありません。今の自分にやりやすいものから選んでください。
塩の風呂|一日分をまとめて落とす
一日の終わりに、浴槽にお湯を張り、大さじ一杯から二杯程度の粗塩を入れます。精製塩ではなく、天然塩や岩塩など、ミネラル分を含んだものを使います。
湯に浸かりながら、今日一日で付着したものが湯に溶け出していく、と意図します。ここは「なんとなく気持ちいい」で終わらせないほうがいい。落とすと決めて入るのと、ただ入るのとでは、上がったあとの感覚が違います。
シャワーしかない日は、頭のてっぺんから足先まで、水が曇りを流していくと意図しながら浴びます。時間は短くて構いません。
私の感覚では、これが一番失敗しにくい方法です。習慣にすでに組み込まれているぶん、続きます。
塩と塗香|外出先で境界を作る
古くから使われてきた手段です。塩は場の気を締めます。塗香は身体に纏うことで、自分と外との境界を作ります。
私は小分けにして持ち歩いています。人の多い場所に入る前、気の重い場所に行く前に使う。特別な儀式として構える必要はありません。上着を羽織るのと同じ感覚で扱っています。
塗香は香りが残るので、仕事の場では量に気をつけてください。ほんの少しで十分です。手首か首の後ろに、指先で触れる程度。私は頭にもつけています。
外から戻ったあとに使う人もいますが、私は入る前に使うほうを勧めています。落とす手間より、拾わない工夫のほうが安く済みます。
梅を食べる|身体の内側から締める
意外に思われるかもしれません。
梅の強い酸味と生命力は、体内のエネルギーを引き締める方向に働く。私はそう捉えています。外側から守るのではなく、内側から締める手段です。
疲れが抜けないとき、人と長く話した日の帰りに、梅干しを一粒食べる。それだけです。効き目を約束するものではありませんが、私は自分の感覚として、これを続けています。
食べ物を使う方法の利点は、身構えなくていいことです。浄化を「特別なこと」にしてしまうと続きません。日常の中に置けるかどうかが、長く使えるかどうかを分けます。
祝詞とご真言|声に出して境界を引く
声に出すことで、意識と空間に境界が引かれます。唱えるという行動そのものに意味があります。
ただ、何を唱えているかを自分なりに理解しておくと、その境界線はより確かなものになります。意味のわからない音を並べるのと、内容を把握して発するのとでは、出るものが変わる。言葉は意識を形にする道具だからです。
短いもので構いません。自分が違和感なく言えるものを一つ決めて、それを使い続けるほうが、種類を増やすより効きます。
声を出せない場所では、口の中で言うだけでも成立します。私は移動中によく使います。
球体を意図する|想像ではなく、意図する
自分を球体の光で包む。乳白色の光が自分を中心に広がり、外側への圧を持っている状態を意図します。
ここで大事なのは、「想像する」と「意図する」の違いです。ぼんやりと絵を描くのではありません。その状態が実在するものとして扱う。この差が、そのままバリアの圧に直結します。
絵を描こうとすると、細部にこだわって疲れます。そうではなく、「今そうなっている」と決める。決めたあとは確認しない。確認するという行動には、疑いが混ざっているからです。
五つの中で、これだけは道具が要りません。そのぶん、内側の状態がそのまま出ます。うまくいかない日があるのは自然なことです。
石については、扱いが少し違うので別に書いています。
▶ パワーストーンの効果を感じないのはなぜか|石と繋がるという話
効き目が続かないと感じるとき
ここまで書いておいて何ですが、落とす技術だけでは足りない場面があります。
浄化した直後は軽くなるのに、しばらくすると戻る。この繰り返しに心当たりがあるなら、落とし方の問題ではありません。拾いやすい構造のほうが変わっていない可能性があります。
入り口が開いたままなら、何度落としても、また同じものが入ってきます。掃除の腕を上げるより、入り口を確認するほうが早い。
その構造については、こちらに書きました。
▶ 霊的な影響を受けやすい人の構造|霊視で視るバリアの薄さと圧
やりすぎないための基準
浄化を毎日、何種類も重ねている方がいます。私はそれを勧めていません。
理由は二つあります。一つは、消耗するからです。常に自分の状態を監視し続けることは、それ自体がエネルギーを使います。もう一つは、浄化を重ねるほど「自分は汚れている」という前提が強くなるからです。前提のほうが状態を作ります。
私の基準は、曇りが出たら落とす、それだけです。曇っていない日はやりません。
やらない日があっていい。その余白があるほうが、長く続きます。
住まいの気を整えることも、自分の浄化と同じくらい効きます。掃除と片づけの視点については、こちらもどうぞ。
▶ 風水で今すぐ運気を上げる|開運のコツは掃除と整理整頓で気を整えること
自分に合う組み合わせを見つける
五つ挙げましたが、全員に同じものが効くとは考えていません。
塩が合う人もいれば、声を出すほうが早い人もいます。合うかどうかは、やってみたあとの体感で判断するのが確実です。一週間ほど続けてみて、終わったあとに軽さがあるかどうか。それだけを見てください。
合わないものを義務でやり続けても、効きません。義務感そのものが重さになります。
どれを選べばいいか迷う方は、鑑定で確認することもできます。何から拾っているかがわかると、必要な方法は自然に絞られます。
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