「頑張っているのに、なぜか報われない」 「家に帰ると、ドッと疲れが出る」
もしそう感じているなら、一度ご自身の足元を見てみてください。
床が見えていますか。それとも、服や本、カバンなどが直置きになっていませんか。
霊視の観点から視ると、床にモノが多い家には、共通して視えるものがあります。 今回は、それが何なのかと、今日からできることについて書きます。
霊視で視える「黒い靄」とは何か
鑑定で視るとき、床にモノが多いお宅には、足元に黒い靄のようなものが漂っていることがあります。
もう少し具体的に書きます。
煙に近いイメージです。もやもやとした、輪郭のはっきりしないもの。そして濃淡があります。 一様に真っ黒なのではなく、濃い部分と薄い部分がある。
高さは膝下くらいが目安です。ただしこれは場所によって変わります。床面すれすれのこともあれば、もう少し上まで来ていることもある。
そして、ここが大事なところですが、この靄は動いています。
轟々と激しく動いているわけではありません。静かに、空気の流れに準じて動いている。 部屋の空気が動けば、それに合わせてゆっくり移動します。
停滞していても、完全に止まってはいない
先ほどの「動いている」という点について、もう少し書きます。
私が視てきた限りでは、どれだけ停滞している場所でも、完璧な静止はありません。
これは重要なことだと私は考えています。完全に止まっているなら、そこから動かす手立てがない。けれど、わずかでも動いているなら、その流れに働きかける余地があるということです。
動いているものは、動かせます。
なぜ床に溜まるのか
霊的な観点では、重たいエネルギーには下に溜まるという性質があります。
良いエネルギーは軽く、上へ向かう。重たいエネルギーは下へ沈む。空気中の汚れが床に降り積もるのと同じ構造です。
そこにモノがあると、下に沈んだものが引っかかります。流れていくはずのものが、その場に留まる。モノ自体が悪いのではなく、流れを妨げる形になっているということです。
なぜこれが影響するのかというと、頻度の問題があります。
家の中で床は、最も多く目に入り、最も多く足が触れる場所です。一日に何十回と接触する場所の状態が重ければ、その影響は蓄積していきます。一度や二度ではなく、起きている間ずっと。この継続性が、床という場所の状態を特別なものにしています。
玄関の靄と、部屋の靄は質が違う
靴や玄関について書いた記事もありますが、実は玄関で視える靄と、部屋の床で視える靄は、質が違うことがあります。
これも場所によります。同じものが家全体に広がっていることもあれば、玄関と部屋で明らかに性質が異なることもある。
玄関は外と内が交差する場所なので、外から持ち込まれたものが混じりやすい。一方、部屋の床は、その空間で過ごした時間が積み重なっている。出どころが違えば、質も違ってくる。
そういう意味で、玄関を整えることと、部屋の床を整えることは、別々に意味があります。 どちらか片方だけでは、片方が残ります。
足元と靴の状態については、靴が欲しくなるのはなぜか|霊視で視える足元のエネルギーにも書いています。
「動きたいのに動けない」という感覚について
霊視をしていて気づくことがあります。
こういう環境で生活している方から、「動きたいのに、体が重くて動けない」という訴えをよく聞きます。
やる気が出ない、疲れやすいという話も多いのですが、それ以上に気になるのがこの感覚です。頭では動こうとしている。でも体がついてこない。
話を聞いていくと、床の状態と連動しているケースが少なくありません。自分の意志の問題だと思っていたものが、実は場所の影響だったということがあります。
ただし、体調のことなので、続くようなら医療機関で診てもらうのが先です。私が視ているのは、検査をしても何も出なかった後に残る部分についてです。
そのうえで言えば、動けないことを自分の弱さとして受け取る必要はないと思っています。意志の強さとは別の次元で起きていることがあります。
床に物を置かないために、今日できること
やることは一つです。モノを「置く」のではなく、あるべき場所に「戻す」。
大規模な片付けをする必要はありません。床の上にあるモノを、本来の場所に戻す。それだけです。
床のモノを取り除いて掃除機をかけた直後、部屋の空気を感じてみてください。軽くなっていると感じる方が多いです。 それが、流れが動き出したサインだと私は考えています。
どこから手をつければいいか分からないなら、まず玄関からをおすすめします。外のエネルギーが最初に入ってくる場所なので、ここが詰まっていると、その先に届きません。
玄関の床を一つ空ける。それだけで十分な始まりです。
毎日触れるモノとエネルギーの関係については、【霊視】部屋はあなたの「鏡」。邪気を払い、幸運を呼び込む空間の整え方でも書いています。
片付けても、変わらないと感じるとき
床を片付けたのに体が軽くならない、気持ちが晴れない。
そういうときは、空間ではなく、ご自身の内側に滞りがある可能性があります。捨てられないモノへの執着、手放せない感情。空間の問題なのか、内側の問題なのかは、外から見ただけでは分かりません。
ここで書いておきたいのは、片付けても変わらなかったことを、失敗として受け取らないでほしいということです。
順番として、まだその段階ではないということがあります。床を整えたこと自体は、無駄になっていません。
判断はご自身のものですが、何をしても変わらないと感じているなら、まず今どこが滞っているのかを確認してみてください。

