「この場所に来ると、なぜか体が重くなる」
「あの人と会うたびに消耗する」
「古い物を持ってから、調子がよくない」
セッションの中で、こうしたご相談とよく向き合います。そして多くの方が、同じことを口にされます。「なぜ自分ばかりこうなるのか」と。
先にお伝えしておきたいことがあります。霊的な影響を受けやすい状態には、ほぼ例外なく共通の構造があります。怖い話ではありません。ただ、その構造を知らないまま浄化や対処だけを重ねていても、同じ状態を繰り返します。
この記事では、私が霊視で視ているバリアの状態と、それが薄いままになる仕組みについて書きます。
影響を受けやすい人に共通していること
霊視を重ねていると、ある傾向が見えてきます。
常に霊的な影響を受けている方の多くは、無意識で設定している「立ち位置」が、影響を受ける側に固定されています。
意識の上では抜け出したいと思っている。それは本当のことです。ただ、より深い層。自分でも気づいていない部分では、影響を受けている状態がデフォルトになっています。
よく視えるのが、被害者意識の強さです。
誤解のないように補足します。これは本人が悪い、という話ではありません。長い時間をかけて形成された、無意識のパターンです。「自分は何かに影響されやすい」「守られていない」という前提が内側に根づくと、エネルギーの構造としても、その位置に居続けることになります。
どこかで「自分はこういう人間だ」という定義が固まっている。それが内側の初期設定になったとき、外側でどれだけ対処を重ねても、元の状態に戻ってきます。
浄化を繰り返しても効果が続かない、と感じる方がいます。方法が間違っているのではなく、「影響を受ける側」という立ち位置そのものが変わっていない。私はそう視ていることが少なくありません。
特定の相手との関係で消耗が起きる場合については、別の角度からも書いています。あわせて読んでみてください。
霊視で視るバリア|薄さと圧という二つの軸
霊的なバリアの強弱を、私は霊視で直接確認しています。
見え方はさまざまです。薄い膜のように視えるときもあれば、厚みと透明感を持つガラスのような質感のこともある。光を帯びた乳白色の球体として視えるときもあれば、霞がかかったような曇りを帯びていることもあります。
弱いバリアと強いバリアの差は、二つの軸で決まります。「薄さ」と「圧があるかどうか」です。
薄いだけでは、外からの影響を通してしまいます。そしてもう一方の圧。内側から押し返す力がなければ、仮に厚みがあっても機能しません。膜としては存在しているのに、外からの圧に押し込まれて、へこんだまま戻らない状態になっている。この二つが揃ったとき、バリアははじめて働きます。
ここが、一般的な護身術の話とずれてくる部分だと考えています。世に出回っている方法の多くは「厚くする」ほうに向かいます。塩を置く、お守りを持つ、光をイメージする。どれも無意味ではありません。ただ、圧のほうは外から足せない。圧は、その人の内側の状態がそのまま出るものだからです。
なぜバリアは薄いままなのか
バリアは意識的に作るものです。同時に、その人の内側の状態がそのまま反映されるものでもあります。
内側が「影響を受ける側」に固定されたままだと、外から補強しても追いつきません。厚みは足せても、圧が生まれない。だから、浄化した直後は軽くなっても、しばらくすると戻る。この繰り返しに心当たりのある方は多いはずです。
これは努力が足りないという話ではありません。むしろ、熱心に対処を続けてきた方ほど、この構造にはまりやすい。対処すればするほど「自分は対処が必要な状態にある」という前提が強化されていくからです。
順番が逆になっている。私はそう考えています。先に立ち位置を確認する。そのうえで、必要な対処を選ぶ。この順番でなければ、守りが積み上がらないと思っています。
頭痛が消えた日|霊視で視えた張りつき
以前、セッションの最中に、突然、私自身の頭に鋭い痛みが走ったことがありました。
霊視で視えたものを確認しながら、その方に状況をうかがうと、長期間、原因不明の頭痛で悩まれているとおっしゃる。複数の病院で精密検査を受けても、異常は見つからなかった、と。
視えたものを確認していくと、頭部のあたりに邪気のようなものが張りついていました。それを払ったのと同時に、その方の口から「痛みが取れました」という言葉が出ました。長年の痛みが軽くなったことに、ご本人が一番驚かれていました。
ここで私が言えるのは、霊的な要因が体の症状と連動することがある、という一点だけです。医学的な判断を代替するものではありません。すべての不調が霊的なものだとも思っていません。体調のことなので、続くようなら医療機関で診てもらうのが先です。
それでも、霊視の視点から視えるものは確かにあり、それが解消したときに変化が起きることもある。私はそう捉えています。
そしてこの方の場合も、後から視ていくと、バリアは薄いままでした。張りついたものを払っても、入り口が開いたままなら、また別のものが来ます。その場の処置と、構造の変更は別だということです。
立ち位置は、気づくことからしか変わらない
では、立ち位置はどうやって変わるのか。
多くの場合、気づくことから始まります。
自分がどういうパターンでその位置に居続けているか。どういう場面で「自分は傷つけられる側だ」という前提が動くか。それを観察する視点を持つことが、最初の一歩になります。
ただ、自分ひとりでその観察をするのは難しいことが多い。私も含めて、人は自分を客観視することが得意ではありません。だから私自身も、自分の立ち位置を常に意識するようにしています。意識していないと、いつのまにか元の位置に戻っているからです。
今日できることを一つ挙げるなら、消耗した場面を思い出して、そのとき自分がどんな前提で相手を見ていたかを書き出してみてください。「言われた」「されなかった」「わかってもらえなかった」という言葉ばかりが並ぶなら、そこに立ち位置が出ています。
受け取る側の構造については、こちらでも別の切り口から扱っています。
▶ 人が離れていく人には共通点がある|受け取れない人の仕組み
感受性そのものは、問題ではない
霊的な影響を受けやすいことは、感受性の高さでもあります。
問題は感受性そのものではありません。受け取る一方になっている構造のほうです。感じ取る力が高いまま、押し返す圧を持てるようになれば、その感受性は消耗ではなく材料に変わります。
内側から圧のある状態。それが、バリアの本質だと私は考えています。
浄化が効かなかったのではありません。浄化の前に、確認しておくことがあった。それだけのことです。
自分の立ち位置がどこにあるのか。何が入り口になっているのか。気になる方は、一度確認してみてください。
PSYCHIC READING
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