何回も鑑定を受けたら依存なのか|決めるのは回数ではない

何回も鑑定を受けていると、自分は占いに依存しているのではないか。そう心配になる方がいます。周りから「また行くの?」と言われて、気になり始めた方もいるかもしれません。

私の答えは、依存かどうかは回数では決まらない、というものです。

依存しているかどうかの分かれ目は、鑑定を受けるときの心の状態にあります。この記事では、どんなときが依存で、どんなときがそうではないのか、そして自分でどう見分ければいいのかを書きます。

目次

依存かどうかは、回数では決まらない

何回受けたら依存、という線は引けません。月に1回でも依存していることはありますし、短いあいだに何度か受けていても依存ではないことがあります。

回数は、外から見える数字です。けれど依存は、内側の状態です。数字だけで測ろうとすると、本当に見るべきものを見落としてしまいます。

安心するために同じことを聞きたくなるのは、依存のサイン

私が依存だと考えるのは、こういう状態です。同じことを何度も聞きたくなる。何かあったら相談しないと、不安で落ち着かない。前回の答えをまだ試していないのに、また同じ質問を持っていく。

このとき鑑定は、前に進むためではなく、不安を一時的に静めるために使われています。聞いた直後は落ち着いても、少しするとまた不安になり、また聞きたくなる。この繰り返しに入っているなら、それは依存に近い状態だと思います。

責めるための話ではありません。不安なときに誰かに聞きたくなるのは、自然なことです。焦りが判断や運の流れにどう影響するのかは、実力不足ではない|焦りが運気を落とす仕組みを霊視から読むに書いています。

回数が多くても、一段ずつ上がっているなら依存ではない

反対に、回数が多くても依存ではないことがあります。

たとえば、1ヶ月のあいだに週1回、鑑定を受けたとします。回数だけを見れば、多いと感じる方もいるでしょう。けれど、そのたびに質問の内容が変わっているなら、話は違います。私のところでは週1回という方はいませんが、月に1回ほどのペースで続けて来られる方はいます。

前回受け取ったことを持ち帰って、実際に動いてみる。ひとつ乗り越えたら、その先に新しい課題が見えてくる。その課題について、新しい視点を得るためにまた相談する。これは健全な使い方だと私は考えています。同じ場所をぐるぐる回っているのではなく、一段ずつ上がっているからです。だから私は、これを依存とは思いません。

同じことを繰り返しながら、前に進んでいく方もいる

実際の鑑定では、同じことを何度も繰り返す方もいます。継続でお付き合いしている方に多く、それは当たり前のことだと思っています。

現実を変えることには、苦しさが伴います。決断という言葉は、文字どおり、決めて断つと書きます。何かを決めるということは、何かを断つということでもあります。なぜそうなるのかは頭でも理解できている。体感としても気づきがある。それでも動けない、ということは実際にあるのです。

そういう方は、なぜ、どうしてをより深く知ることで乗り越えていくことが多いです。同じテーマに何度も戻りながら、そのたびに理由を一段深く理解していく。その結果として、動けるようになります。

同じことを聞いているように見えても、安心するために同じ答えをもらいに来ているのか、理由を深めるために戻ってきているのかで、意味はまったく違います。

見分けるなら、問いが変わっているか、深まっているか

自分がどちらなのか分からないときは、ここ何回かの相談の中身を思い出してみてください。同じ答えを確かめるために聞いているのか。それとも、前回の続きから新しい問いが生まれているのか。同じテーマであっても、なぜそうなるのかへと問いが深まっているのか。

同じ答えをもらって安心するだけの相談が続いているなら、一度立ち止まる時期に来ているのかもしれません。問いが変わっていたり、深まっていたりするなら、回数だけを理由に自分を責める必要はありません。質問の形にどんな違いが出るのかは、占いに頼る前に、まず自分で考える|依存させない鑑定師の線引きにも書いています。

依存させるのは良くない。だから定義を自分で持つ

よく、依存させるのは良くないと言われます。私もそれには賛同します。

ただ、何をもって依存とするのか、その定義は自分でしっかり持っておく必要があります。定義がないまま「依存は良くない」という言葉だけを抱えていると、本当に必要なときの相談までためらってしまいます。反対に、回数が少ないから大丈夫だと思い込んで、不安を静めるためだけの相談を続けてしまうこともあります。

これは、鑑定する側にも言えることです。何度も来る方を一律に依存と決めつけるのも、不安なまま何度でも答え続けるのも、どちらも定義を持っていないところから起きます。

不安が続いて生活に響いているなら、鑑定より先に相談先がある

ここまでは、鑑定の使い方の話です。ただ、不安で誰かに聞かずにいられない状態が長く続いていて、日常生活に支障が出ているなら、話は別です。そのときは鑑定より先に、医療機関や専門家に相談してください。そこは鑑定の領分ではありません。

数えるのは回数ではなく、受けたあとの自分

鑑定を受けたあと、自分で次の一歩を決められているか。それとも、また誰かに聞かないと動けない気がしているか。見てほしいのは、そこです。

回数を数えるより、受けたあとの自分の状態を見てください。前に進むために使えているなら、それは依存ではなく、鑑定を道具として上手に使えているということです。

鑑定を受けた方に、私が最後に何を持ち帰ってほしいと考えているかは、はじめにのページにまとめています。

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この記事を書いた人

雨龍 光のアバター 雨龍 光 霊視鑑定師

霊視・東洋占術 鑑定師|鑑定歴8年・累計400件以上。霊視を軸に、東洋占術とデザインの視点を重ね、人生と日々の営みを本質から整えるサポートを行っています。未来を当てることが目的ではありません。今、どこで流れが滞り、どこでズレが生じているのか。その現在地を正確に捉え、次の判断ができる状態へ整えます。

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