生年月日から自分の干支を調べたら、思っていた干支と違っていた。四柱推命は旧暦で見るものだと思っていた。そういう方は少なくありません。
先にお伝えすると、四柱推命で使う干支の暦は、旧暦ではありません。年と月は、太陽の動きで決まる節気を基準に区切ります。日は、干支の60日の周期で1日ずつめぐります。
この記事では、干支の暦がどう切り替わっているのか、なぜ思っていた干支と違うことが起きるのか、そして生まれた日の干支をどう読んでいるのかを書きます。
四柱推命の年と月は、旧暦ではなく節気で区切ります
旧暦は、月の満ち欠けを基準にした暦です。新月の日を1日として、次の新月までを1か月とします。
四柱推命が使う干支の暦は、これとは別の暦です。年と月の区切りに使うのは、二十四節気です。
二十四節気は、太陽の黄道上の位置を基準に、一年を24の区分に分けたものです。それぞれの区分が、季節の移り変わりを表しています。月の満ち欠けとは関係なく、太陽の位置で決まります。
どちらも昔から使われてきた暦ですが、旧暦は月の満ち欠けで区切り、干支の暦の年と月は太陽の位置で区切ります。月の満ち欠けで動く暦については、月の満ち欠けは人に影響するのか|1日ではなく朔日を見る理由に書きました。
年の干支は、1月1日ではなく立春で切り替わります
年の干支が切り替わるのは、二十四節気の立春です。毎年2月4日前後にあたります。1月1日から立春の前までに生まれた方は、前の年の干支になります。
このことは1月1日に運気は変わらない|東洋占術が立春を年の起点とする理由に詳しく書いています。
月の干支は、毎月の節入りで切り替わります
月の干支も、カレンダーの1日では切り替わりません。旧暦の1日、つまり新月でもありません。毎月の節入りで切り替わります。
節入りとは、四柱推命で月の区切りとなる節に入ることです。立春、啓蟄、清明、立夏、芒種、小暑、立秋、白露、寒露、立冬、大雪、小寒の12があり、毎月おおむね4日から8日ごろに訪れます。
2026年の秋で見てみます。10月8日の寒露で戊戌の月に入り、11月7日の立冬で己亥の月に切り替わります。立冬に入るのは、11月7日の18時台です。同じ11月7日に生まれた方でも、その時刻より前なら戊戌の月、後なら己亥の月になります。節入りの日に生まれた方は、時刻によって月の干支が変わるということです。
一方で、旧暦の月が切り替わるのは11月9日の新月です。干支の月とは、境目そのものが違います。
この立冬の前の18日ほどが、秋の土用にあたります。土用については、土用は気にしすぎなくていい|切り替わりの時期を占術でどう見るかに書きました。
何十年も思っていた干支が違っていた、ということは珍しくありません
実際に、自分が思っていた干支と違うことに驚く方は少なくありません。
鑑定でも何十年もそうだと思っていた干支が違っていたと知り、すぐには腑に落ちない方もいます。
多くは、カレンダーの1月1日で年を数えていたり、カレンダーの月や旧暦の月で月を数えていたりしたことから起きます。それまで使っていた暦と、干支の暦の基準が違っていた、ということです。
特に、1月から2月の初めに生まれた方と、各月の節入りの前後に生まれた方は、一度確かめてみてください。
日の干支は、その人自身を表す柱です
日の干支は、甲子から癸亥までの60種類が、1日ずつ順にめぐっています。60日でひと巡りし、61日目にはまた甲子に戻ります。年や月と違って、節気で切り替わるものではありません。月の満ち欠けとも関係なく、途切れずに続いている順番です。
四柱推命では、生まれた年・月・日・時刻の4つの干支を柱として並べます。その中で、生まれた日の干支は日柱と呼ばれ、その人自身を表す柱として読みます。命式の中でも、大事なところです。
なお、一日の境目をどこに置くかについては、夜11時の子の刻からを翌日とする考え方もあります。
生年月日から、自分の干支を確かめてみてください
生年月日を入れると、生まれた日・月・年の干支と、日の干支の情景が分かるページを用意しています。夜11時以降に生まれた方と、節入りの日に生まれた方の扱いにも対応しています。
思っていた干支と違っていたら、それは使っていた暦が違っていたということです。干支の暦で見たときの、ご自身の干支を一度確かめてみてください。
EASTERN DIVINATION
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