「なんとなく、新しい靴が欲しい」
理由はよくわからないけれど、急にそう感じることがある。
そのとき多くの方は「物欲かな」と流してしまいます。けれど私は、その感覚を少し違う角度から見ています。足元への意識が急に高まるとき、何かが動き始めていることがあるからです。
今回は、霊視で視える靴の状態と、買い替える前にできることについて書きます。
靴に限らず、物にはエネルギーがある
先にお伝えしておくと、これは靴だけの話ではありません。
物には、それぞれエネルギーがあります。 霊的な視点から視ると、綺麗なエネルギーを持っているものもあれば、その逆もある。同じ種類の物でも、状態はまったく違います。
ただ、靴に関してはその差がとりわけ顕著に出ます。
理由は単純で、靴は毎日使うものだからです。しかも地面と接し続けている。使用頻度と接地時間が長い分、状態の差が大きく開きます。
そしてもう一つ。靴は、意識を向けている人とそうでない人がはっきり分かれる物でもあります。毎日履くのに、意識の外にある。この構図が、差を生みます。
霊視で視ると、手入れされた靴は綺麗
実際にどう視えるのか。
手入れをされて、大切にされている靴は綺麗です。
分かりやすいのは革靴です。磨かれていて、形が保たれている。手をかけられた時間が、そのまま状態として残っています。逆に、何年も磨かれずに乾いてひび割れたものは、視た印象がまるで違います。
スニーカーでも同じです。洗われて、形が保たれているものと、汚れたまま踵を踏んで履かれているもの。素材が違っても、扱われ方の差は同じように出ます。
つまり、種類の問題ではありません。同じ靴が、扱われ方でここまで変わる。 それが物のエネルギーだと私は考えています。
ここで誤解のないように書いておきますが、これは高価な靴が良いという話ではありません。値段ではなく、扱われ方です。
安い靴でも、丁寧に扱われているものは綺麗に視えます。高い靴でも、放置されていれば同じです。
買い替えだけが答えではない
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
状態の良くない靴を視たとき、私は必ずしも「買い替えましょう」とは言いません。
その状態からでも、意識を向けて手入れをすれば変わるからです。
磨く。汚れを落とす。形を整える。乾かす。それだけで、視え方が変わります。物そのものが変わったわけではありません。扱い方が変わったことに、物が反応しているのだと私は考えています。
もちろん、物には寿命があります。底が抜けている、修理できないほど傷んでいる。そういう状態なら、手放すのが自然です。何でも手入れすれば戻るという話ではありません。
ただ、まだ使えるものを、状態が悪いという理由だけで手放す必要はないということです。
そして、ここから逆算できることがあります。最初から丁寧に扱えば、それだけ良い状態を長く維持できる。 買い替えるかどうかの前に、そもそも扱い方の問題があります。
「靴が欲しくなる」ときに起きていること
その上で、冒頭の話に戻ります。
理由もなく新しい靴が気になるとき。今まで選ばなかった色が目に入る。履いていた靴が急に「しっくりこない」気がする。手に取らなかったデザインが気になり始める。
こういう変化が起きているとき、今の状態から次へ移ろうとする動きが、感覚のレベルで先に始まっていることがあります。 意識はまだ追いついていないけれど、感覚が先に気づいている状態です。
靴が急に壊れた、かかとがすり減って限界になった。そういう物理的な終わりも、一つの区切りとして受け取れる場合があります。
ただし、これも断定はできません。単純に靴が古くなっただけということもあります。サインとして受け取るかどうかは、ご自身の感覚で決めていい部分です。
なぜ足元の状態が、運に作用するのか
東洋思想の観点でも霊視の観点でも、地に足がついている状態はエネルギーの安定に直結します。
いくら上の方向に意識を向けても、足元が不安定では軸が定まらない。靴を整える、玄関を清潔に保つ、床を磨く。これらはすべて、今の状態を安定させる働きをします。
特に玄関は、外と内のエネルギーが交差する場所です。靴が乱雑に脱ぎ捨てられていたり、履かない靴が何足も出しっぱなしになっていたりする状態は、その交差点が詰まっている状態と言えます。
玄関に出す靴は今使っているものだけにして、揃えて置く。それだけで空間の印象は変わります。
足元の気が整えば、それが運に作用する。私はこれを、特別なことだとは思っていません。毎日接しているものの状態が、自分の状態に影響する。 そう考えれば、当然のことではないでしょうか。
床や空間の整え方については、「床に物を置く」家は運気を逃す。霊視で視える「黒い靄」の正体にも書いています。
靴を選ぶとき、履いた感覚を確かめる
新しい靴を選ぶとき、機能性やデザインと同じくらい、履いたときの感覚を確かめてみてください。
試し履きをして、なんとなく落ち着く。気持ちが少し上がる。逆に、見た目は好みなのに履くとしっくりこない。その感覚は、今の自分との相性を体が教えてくれているものだと思っています。
安いから、流行っているから、ではなく、自分の感覚を基準に選ぶ。
色にも傾向はあります。赤や朱色は行動の方向に働きやすく、黒は軸を安定させる方向に、白は新しく始める方向に働きやすい。意識しすぎる必要はありませんが、何かを変えたい時期なら、方向性と合わせてみるのも一つです。
物と自分の相性については、天然石の効果はみんな同じ?私が石と「会話」をしてブレスレットを作る理由でも触れています。
靴を変えても、動かないと感じるとき
靴を新調したのに何も変わらない、ということもあります。
そのとき、問題は靴ではなく、もう少し深い層にあることが多いです。自分でも気づいていない感情の重さ、繰り返してしまうパターン、向かっている方向そのもののズレ。
足元を整えることは有効な一手ですが、それで全部が動くわけではありません。
ここで大事なのは、靴を変えても変わらなかったことを、自分の失敗として受け取らないことです。順番として、まだ届いていないだけということがあります。
今日からできること
長くなったので、整理します。
古い靴を履き続けることが、そのまま悪いわけではありません。状態と、扱い方の問題です。手入れをすれば変わるものは多い。
新しい靴が欲しくなる感覚は、変化のサインとして受け取れることがあります。ただし断定はできません。
玄関と靴を整えることは、今日からできる具体的な一手です。
そして、それでも動かないと感じるなら、原因は別の層にあります。
判断はご自身のものです。 まずは、今履いている靴を一度手に取って、状態を見てみることから始めてもいいと思います。

