努力を無駄にする「澱んだ家」の避け方。鑑定士が実体験から語る物件選びの急所

引っ越しや住み替えなど、新しい拠点を探すタイミングは、人生の「調律」を行う絶好の機会です。お部屋探しをするにあたって、皆さんは何を基準に選んでいますか?

鑑定士として8年、数多くの「人の運命」を観てきた私から、これだけは伝えたいことがあります。それは、「部屋の空気」を五感で感じ取ってほしいということです。

私自身、20代の頃に「どうせ寝に帰るだけだから」と家賃重視で日当たりの悪い部屋を選び、自らのエネルギーを激しく削ってしまった苦い経験があります。

「なんとなく澱む空気」が心身に与えた影響

日当たりの悪い部屋に住んでみて実感したのは、「なんとなく部屋の空気が澱む(よどむ)」ということでした。朝から晩までシャキッとせず、部屋がリセットされていないような、もやもやした感覚が常にありました。

その結果、私の身にはこのような変化が起きたのです。

  • 帰宅してもリラックスできない
  • 疲れが溜まる一方
  • 気分が上がらない
  • 寝つきも悪い
  • テンションも下がる

心身に良い影響はひとつもありませんでした。当時の私の部屋は、決して「良い空気」が流れているとは言えなかったのです。

なぜ「日当たり」と「風通し」が運命を左右するのか?

この経験から、私は「なぜ部屋の空気は澱むのだろう?」と考えるようになり、数年後には本場の伝統風水を学び始めました。そこで深く納得したのが、「気の流れ(循環)」という考え方です。

太陽が昇り、沈み、月が顔を出す。この自然のサイクルには大きな気の流れがあります。しかし、当時の私の部屋は、日が入らないために常に「陰の気」ばかりが溜まっていました。 さらに窓を開けても風が入ってこない構造だったため、逃げ場のない「陰気」が滞留し、私のエネルギーを日々削り取っていたのです。

あなたの直感を信じて!後悔しない部屋の選び方

だからこそ、皆さんに一番伝えたいのは、内見に行ったときに「あなたの気分が心地よくなる場所」を選んでほしいということです。

  • 五感で空気を感じる:お部屋に入った瞬間、直感的に「あ、いいな」と思えるか。
  • 外の環境を観る:窓の外に威圧感はないか、風は通り抜けるか。
  • 心臓部(中心)を観る:デザイナーの視点で見ると、部屋の真ん中に不自然な「柱」がある間取りは気が分断されやすく、避けるのが無難です。

これこそが、一番良い部屋の選び方だと私は確信しています。

頑張るあなたの力を、本来の位置で光り輝かせるために

私が提供しているのは、単なる占いではありません。 すでに努力を重ね、前に進もうとしている方が、**これ以上無駄に削られず、その力が正しく発揮されるための「調律」です。

一命(宿命)・二運(運気)を知ることはもちろん大切ですが、三風水(環境)を整えることは、最も即効性のあるサポートになります。

もし、すでに引っ越しが難しかったり、住み始めてから「空気が澱んでいる」と感じる場合でも、レイアウトの工夫で対策は可能です。今の環境に限界を感じ、自分本来の輝きを取り戻したいときは、いつでもご相談ください。

▶︎より具体的なチェックポイントを知りたい方はこちら
→【鑑定士が教える】賃貸選びで「運気を削る家」を避ける3つのポイント

雨龍 光(うりゅう ひかる)
霊視鑑定師 / 東洋占術家 / デザイナー
霊視による本質の洞察と、四柱推命・易・風水といった東洋占術の緻密な理論を「核」に、相談者の本来の輝きを取り戻すサポートをしています。 15年のキャリアを持つ現役デザイナーでもあり、「視えない世界」を「現実の形」に定着させることを信条としています。
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