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魂之神

鑑定の流れをマスターする|カウンセリングからアドバイスまでのステップ

「鑑定をどう進めたらいいか分からない…」「お客様の話をうまく引き出せない…」「沈黙が怖くて、なんとかしなきゃと焦ってしまう…」

鑑定初心者の方にとって、これらの不安は当然のものです。いざお客様を目の前にすると、頭が真っ白になってしまうかもしれません。

でも、安心してください。この記事では、私が実践している鑑定開始から終了までの具体的な流れと、スムーズかつ効果的な鑑定を行うためのコミュニケーションのポイントをお伝えします。鑑定への不安を軽減し、自信を持ってお客様と向き合える占い師になりましょう。

鑑定の難易度を下げる「ゆとりと間」

意外に思われるかもしれませんが、鑑定の際はお客様もあなたも、お互いが緊張していることが多いです。それでは本音を引き出すことは難しいですよね。

私は、鑑定の冒頭に意識的に「アイスブレイク」の時間を設けています。特別なことはしません。ただの自己紹介に加えて、たわいのない話を二つ三つ挟むだけです。

たとえば、こんな会話から入ってみてはいかがでしょうか。

  • 「占いはお好きなんですか?」
  • 「〇〇鑑定って受けたことありますか?」
  • 「足元が悪い中お越しいただきありがとうございます。雨強くて大変でしたよね?」

これはオンライン鑑定でも同じです。「初めまして。では、鑑定します」という流れでは、お互いの心にゆとりがありません。最初にゆとりと間を作ることで、鑑定の難易度はグッと下がり、お客様も安心して心を開きやすくなります。

お客様の話を引き出す「焦らない傾聴」

「お客様があまり話してくれない…なんとかしなきゃ!」と焦ってしまう気持ち、よく分かります。しかし、無理に聞き出そうとすると、かえって相手は心を閉ざしてしまいます。

大切なのは、お客様のテンポに合わせることです。お客様が話さないのは悪いことではありません。焦って混乱するのではなく、相手と同じリズムで話すことを意識してみてください。あるタイミングで、自然とお客様の口数が増えてくるはずです。

そして、なんでもかんでも自分のせいにしないこと。お客様が話してくれなかったとしても、それはあなたのせいではありません。それよりも、お客様を理解しようとする想いを持つことが大切です。その気持ちは必ず相手に伝わります。

「カウンセリング」と「アドバイス」|型にはめない鑑定

「カウンセリングとアドバイスのバランスをどう取ればいいか?」と悩む方もいますが、私自身は特に意識したことがありません。その時の状況で無意識に判断しているのだと思います。

話を聞くべき状況、物事をお伝えする状況、鑑定中に様々な空気感が生まれます。だからこそ、その空気を読んでその場で決めることだと考えています。

「このようなときは〇〇をして、この時は〇〇」といった型にはめた対応は、場の空気を読まず、何より目の前の「人」を見ていません。お客様一人ひとりに意識を向け、その方をしっかりと見ることを意識すれば、些細なことは気にならなくなるでしょう。

成功した鑑定の証|明確な「方向性」

お客様に「話して良かった」「満足した」と感じてもらうために、最も重要だと私が考えているのは、鑑定後に今後の方向性をしっかりと示すことです。

お客様が次の行動、何をすべきかが明確になること。これが、占い師として成功した鑑定の証だと私は捉えています。お客様が鑑定を受けて、具体的な一歩を踏み出せるような、希望を持てるアドバイスを心がけましょう。

鑑定の流れを掴むことは、お客様との信頼関係を築き、あなたの自信を育む第一歩です。次のステップとして、鑑定におけるコミュニケーションスキルをさらに磨いていきませんか?

言葉の力を磨く|伝わるアドバイスと共感を生むコミュニケーション術