「霊視」という言葉への違和感から
「霊視」と聞いて、
あなたはどんなイメージを持つでしょうか。
当たる・見える・すごい。
未来を言い当てる。
不思議な力で人生を変える。
正直に言えば、
私自身が、そうした言葉や表現に
強い違和感を持ってきました。
だからこそ私は、
「霊視ができる人」としてではなく、
自分自身の人生と仕事の中で、
何が起き、何が一致し、何が外れたのか
その検証の積み重ねだけを大切にしてきました。
検証や研鑽したからの霊視
霊的な研鑽と呼ばれるものは、
自分の身をもって経験し、確かめてきたものです。
・なぜこの選択で流れが変わったのか
・なぜこのタイミングで停滞が起きたのか
・なぜ同じ言葉でも、人によって反応が違うのか
それらを、
「見えたから」「感じたから」で終わらせず、
現実との一致・不一致で検証する。
それが、私の霊視の出発点です。
私の霊視は「色」として始まります
私の霊視には、ひとつ大きな特徴があります。
それは、
エネルギーや状態を「色」として捉えることです。
これは、いわゆる
「オーラが見える」という話とは少し違います。
私は長年、デザインに携わり、
色彩心理学を学んできました。
色が人の心や行動に与える影響を、
理論と実践の両方で見てきました。
その感覚と、
霊視で捉えるエネルギーは、
驚くほど近いのです。
表面的な色ではなく「魂の色」
私が見ているのは、
その人の周りにふわっと漂う色ではありません。
もっと深いところ。
その人の在り方や状態が、
凝縮されたように立ち上がる色です。
私はそれを、
「魂の色」と呼んでいます。
同じ赤でも、
活力としての赤なのか、
焦燥や怒りとしての赤なのか。
単色ではなく、
濃淡があり、陰陽があり、混ざりがあります。
それを、
良い・悪いで判断するのではなく、
今、どんな状態なのかとして
丁寧に読み解いていきます。
念を辿る霊視について
私の霊視では、
必要に応じて「念」を辿ることがあります。
それは、
誰かにつけられたものかもしれないし、
物や場所に残った影響かもしれません。
人に限らず、
物・環境・過去の出来事など、
エネルギーの発生源を遡るように
確認していきます。
ただし、
闇雲に「原因」を作ることはしません。
一致したものだけを深く見る
霊視で捉えた感覚は、
必ず、お話の中で確認します。
あなたが語る経験や感情、
これまでの選択と照らし合わせ、
一致するものがあった時だけ、
そこを深く追求します。
だからこそ私は、
「絶対」「必ず」「断言」という言葉を
ほとんど使いません。
たまたまと言われれば、
そうなのかもしれません。
それでも、
視えたもの・感じたものと、
現実が一致するかどうか。
その一点だけを基準に、
霊視を行っています。
視えたことしか伝えません
私は、
安心させるためだけの言葉や、
都合のいい未来像を語りません。
良いことだけを言うことも、
不安を煽ることもしません。
純粋に、
その時点で視えたこと、感じたことだけを
お伝えします。
それが結果的に、
耳の痛い内容になることもあります。
それでも、
嘘や演出を加えることはありません。
霊視は「答え」を与えるものではありません
霊視は、
あなたの人生を代わりに決めるものではありません。
また、
何かを信じさせるためのものでもありません。
今、自分がどんな状態にいるのか。
どこで流れが滞り、
どこにズレが生じているのか。
それを正確に知るための、
確認作業です。
この霊視が向いていない方
以下のような方には、
私の霊視は向いていません。
・即効性だけを求める方
・人生の判断を委ねたい方
・不安を埋めるための答えが欲しい方
・依存的なスピリチュアルを求める方
それでも、必要な方へ
もしあなたが、
・自分の状態を正確に知りたい
・感覚だけでなく、現実も整えたい
・人生や仕事の流れを、自分の足で取り戻したい
そう感じているなら、
この霊視は、ひとつの手がかりになるかもしれません。
