「電車が予定時刻に来ない」
そんな時、あなたはどう感じますか? イライラして何度も時計を見てしまうのか、それとも「のどかだなぁ」と流れる風景を眺めるのか。 この一瞬の捉え方の違いで、その日一日の気分は大きく変わってしまいます。
焦りは「未来」に生きている証拠
焦っている時、私たちの心は「今」にありません。 「間に合わなかったらどうしよう」「早く結果を出さなければ」と、まだ見ぬ未来の不安に心を奪われてしまっています。
以前の私は、まさにその「焦り」の塊でした。 デザイン業界で過ごした15年間。三日三晩の徹夜は当たり前で、会社に泊まり込み、窓の外の風景を見る余裕なんて一秒もありませんでした。いわゆる「社畜」の状態です。当時は、そうやって自分を追い込むことだけしかできずに、自分の思考を入れる余裕など一切ありませんでした。
運命を変えた二つの決断
今の私には、窓の外の風景を美しいと感じ、食べたものを「美味しい」と感謝できる平穏があります。人となんでもない話ができることに、心の底から感謝が湧いてきます。
この状況になれたのは、私が二つの決断をしたからです。
- 「会社を辞める」と決めて、実際に行動したこと
- 「占いの仕事を一生の仕事にする」と決めたこと
人生を左右するような大きな決断には、それを実行するだけの確かな根拠が必要です。しかし、そこに気づくためには、一度立ち止まって自分と向き合う「ゆとり」が必要不可欠です。つまり、焦りの中では、本当に正しい道は見えてこないのです。
プロの「器」を整えるということ
鑑定を一生の仕事にしようと決めてから、強く感じていることがあります。 それは、選ばれるプロには、技術以上に磨き抜かれた「器」が必要だということです。
もし今、あなたが不安で仕方がなく、どうしていいか分からないのなら。 それは、あなたの魂が「一度立ち止まって、ゆとりを取り戻しなさい」とサインを送っているのかもしれません。焦る時ほどあえてゆとりを持つ。そうすることで、自分の器が整い、次の一歩を踏み出すための答えが自然と見えてきます。
今日から、ほんの少しのゆとりを
大きな物事を動かそうとする時こそ、まずは身近なところから理解を深めていくことが大切です。難しい理屈はいりません。
- 風景を眺める時間を作る
- 食事を丁寧に味わう
- 人との会話を大切にする
当たり前のことに感謝できる余裕を取り戻すこと。 その小さなゆとりこそが、あなたの運命を正しい方向へと動かすための、一番の近道になるはずです。

