「鑑定が一度きりで終わってしまう」 「リピートはされるけれど、心の深い部分で繋がれている実感が持てない」
占い師として活動を続ける中で、こうした「ご縁の継続」に悩む方は少なくありません。新しいお客様との出会いも大切ですが、一度鑑定を受けてくださった方と深い信頼を紡ぎ、長く応援し合える関係を築くことは、活動の精神的な喜びだけでなく、ビジネスとしての安定に直結します。
単なる「占い」を提供して終わるのではなく、お客様の人生の伴走者として選ばれ続けるための、コミュニケーションの設計図をお伝えします。
目次
なぜ、ご縁が「一度きり」で途切れてしまうのか
お客様との関係が希薄になってしまう背景には、共通する理由があります。
- 鑑定後の「点」の関わりで終わっている 鑑定が終わった瞬間に接点が途絶えてしまうと、お客様の心の中にあなたの印象を留めておくことは難しくなります。
- お客様が「受動的」なままである 「占ってもらうだけで解決する」という受け身の姿勢を打破し、お客様自身が「自分の人生を動かしたい」という主体性を持てるよう導くことが、深い信頼への第一歩となります。
鑑定後から始まる「信頼の設計」
お客様に「またこの人に相談したい」と思ってもらうためには、鑑定の時間外での「小さな心遣い」が重要です。
- 「気づき」を定着させる感謝のメッセージ 鑑定後、丁寧な感謝のメッセージを送りましょう。単なる挨拶ではなく、鑑定の中で得られた「お客様自身の気づき」や、その後の変化をそっと応援する一言を添えます。この細やかなアフターフォローが、あなたのプロ意識と温かさを印象づけます。
- 日常の中に「接点」をデザインする(SNSの活用) SNSは、鑑定以外のあなたの人間性や日常の気づきを知ってもらうための優れたツールです。鑑定の合間のオフショットや占いの豆知識を発信し、コメント等で双方向の対話を生むことで、お客様は「大切にされている」という実感を持ち、親近感を深めます。
- 「心の栄養」としての付加価値提供 鑑定料金以上の価値を手渡すという意識が大切です。「またこの人と話すと元気になれる」と感じていただくためには、鑑定中だけでなく、その後の些細な疑問に答える窓口を設けるなど、安心感を醸成する工夫が必要です。
健全な関係性を育む「プロとしての距離感」
ご縁を深める上で最も重要なのが、「適度な距離感」です。お客様があなたに過度に依存してしまう状態は、プロとして避けなければなりません。
占い師は道しるべを示す存在ですが、最終的な判断と行動はお客様自身に委ねるべきです。依存を断ち切り、自立を促す姿勢こそが、長期的で健全な信頼関係を築く土台となります。過度な踏み込みを避け、優しく見守り勇気づける。このバランスこそが、8年の鑑定人生で私が最も大切にしてきたプロの矜持です。
鑑定後もお客様の心にそっと寄り添い続ける仕組みをデザインすることで、一度きりのご縁は、やがてあなたの活動を支える「唯一無二の絆」へと育っていくでしょう。

