【易って何?】ビジネスでの判断を助ける「易」という占術です
「易で卦(け)を出しました。」
いつもそんな感じで占っているわけですが、
そもそも易って何?
って思われている方、多いと思います。
易は具体的に答えを導き出す占い
易は占いの一つであり、易経の原理に基づいてものごとの吉凶を判断します。
「易経」は中国の古典であり、難しい判断を迫られた際の基準として使われていました。
近年でもビジネスにおける決断の助けとして、参考にされる方も多いと聞きます。
易の基本の形で八卦(はっけ)という事象があります。
八卦は自然界における、天・沢・火・震・風・水・山・地を示した形であり。
八卦と八卦の組み合わせた六四卦から吉凶を出していきます。
当たるも八卦、当たらぬも八卦という言葉がありますが、このことわざは易占いからきています。
易は当たる当たらないをみるというよりも、改善策を示すための占いという考え方が適切です。
というのも、現状を見たり、今後を見るものであり、当てるために占うわけではないからです。
だから易占いの得意な部分としては、今の運気をみることをであり、
- 前に進むべきか
- 仕事では何を気を付けるべきか
- 〇〇のような方とはどのように接していくと良いか
といったように、具体的な事柄に答えを導き出すことができます。
ですので、おみくじに近い物といえます。
ただ、おみくじよりも具体的な答えが得られやすいのが易だと思っています。
占いや易経の「易」はなぜ易という文字になったのか?
補足ですが、易という文字にもちゃんと意味があります。
ただ諸説あると言われており、僕は蜥蜴説(せきえき)というトカゲの説が正しいと思っています。
もう一つ、日月節というものがあります。
以下に簡単にまとめます。
日月説
易は陰陽を象徴しているものという考え方です。
太陽と月を陰陽と捉え、易という字を分解すると日と月になるので、この字を当てたという説。
しかし易の下の字は「月」ではなく「勿」なので、あとから作れたお話とされています。
蜥蜴説
蜥蜴(せきえき)と書いてトカゲと呼びます。
虫偏に易とあり、その易が使われるようになった説です。
これが信憑性が高いと言われています。
なぜ、トカゲなのか。
トカゲは2時間おきに体表の色が変わる虫と言われていました。
カメレオンをイメージしてもらうと良いかもしれません。
易には変わることを意味する「変易」という考え方があるのですが、
これを採用したものであると考えられます。
易における3つの法則
易には本来、3つの法則があります。
- 不易
- 変易
- 易簡
という考え方です。
不易とは、変わらないもの
変易とは、変わるもの。
易簡とは、簡素であるもの。
これらを全て当てはまるものとして、春夏秋冬のような季節の移り変わり。循環。
つまり時間が当てはまります。
いつまでも変わらない法則があり、変化する性質もあり、シンプルで誰でも平等にあるもの。
なので、易には時間が流れている占いと考えることができます。
まさにその場の時を切り取り、示すための占いです。
ご自身の運を知り、次の状況を見据えるための術として、とても心強い占いです。
易占いでしっかと状況を見て欲しい。
そう思われる方はぜひ鑑定を受けてみてください。
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