開運の「本当の吉日」を知る|冬至に学ぶ、運を味方につける秘訣
「今日は一粒万倍日だから何か始めよう!」
「天赦日だから願い事をしよう!」
最近、こういった「吉日」が注目されるようになりましたね。もちろん、これらの日が持つエネルギーは素晴らしいものです。
でも、本当に「開運」を望むなら、ただ有名な吉日を追いかけるだけではもったいないかもしれません。なぜなら、その日があなたにとって最良の日とは限らないからです。
今回は、易の思想「一陽来復」で知られる冬至の視点から、本当の吉日の見つけ方、そして運を最大限に味方につける秘訣をお伝えします。
冬至は「運が反転する」特別な吉日
ご存知の通り、冬至は一年で最も夜が長くなる日。つまり、陰のエネルギーが極まる日です。
しかし、陰が極まった後には、必ず陽のエネルギーが生まれます。これを易の言葉で「一陽来復(いちようらいふく)」と言います。分かりやすく言えば、辛い冬が終わり、暖かい春がやってくる。嫌なことや悪習慣から抜け出し、良い方向へと物事が転じる、運が反転する日という意味です。
「明けない夜はない」と言いますが、逆もまた然りです。陰が極まれば陽となり、陽が極まれば陰となる。良いことも悪いことも、平等に訪れるのが自然の摂理。だからこそ、冬至を境に運気が上がってくると言われているのです。
この「一陽来復」の考え方は、まさに「運を味方につける」上で非常に重要な視点となります。
運を最大限に取り込む「擇日(たくじつ)」の力
冬至が特別な吉日であることは分かりましたが、実は暦には、私たちが知らないもっと奥深い「吉日」の概念があります。
例えば、僕がこれを書いている12月21日は冬至でしたが、同時に年に数回しかない「大災厄日」でもありました。こういう日は大きな動きはせず、大人しく過ごすのが良いとされています。
なぜ、吉日や厄日が分かるのか? それは、「擇日(たくじつ)」という、吉日を選び方があるからです。
擇日とは、台湾や香港などで「吉日選び」を意味する言葉。吉日を選べるということは、物事を良い方向に進めやすくなるということ。日々の生活はもちろん、ビジネスにおいては特に有効です。
僕自身も、お客様と日程調整をする際には、吉日になる日を意識して選ぶようにしています。
なぜ吉日選びが運に効くのか?
吉日選びの考え方は、占いの基本に根差しています。
生まれた時間からその人の運勢を読み解く占いがあるように、「物事が始まる時間や日」には、特定のエネルギーが宿ると考えます。
今後良くしていきたいことや、悪いことが起こってほしくないこと。そういった重要な出来事を、その目的に合った「良いエネルギーを持つ日」に発生させる。そうすることで、その物事が吉の方向に進みやすくなる、という考え方なんです。
「一粒万倍日」や「天赦日」だけが吉日じゃない!
近年、開運といえば「一粒万倍日」や「天赦日」が注目されています。でも、皆さんは気づいていますか? これらの吉日とされる日の中には、実は「不成就日」と重なっている日もあるんです。
つまり、一粒万倍日や天赦日が、必ずしも最高の吉日になるとは限らない、ということ。
「じゃあ、本当の開運日ってどれなの?」と混乱するかもしれませんね。
一般的に出回っている吉日は、相対的な日にちであることが多いです。それは、万人にとって「良い日」である可能性はありますが、あなた自身に「最高に合った日」ではないかもしれません。
だからこそ、
- 会社を立ち上げる
- 重要な契約を結ぶ
- 大きな決断をする
といった大切な決め事をする際は、ぜひご自身にとって本当に良い日を選んでみてください。そうすることで、あなたの運気をより良い方向に、力強く動かしやすくなります。
もちろん、「自分が決めた日が最良の日」として、日にちにこだわりすぎない方もいらっしゃるでしょう。ご自身が一番しっくりくるパターンで決めていくのが一番です。
僕自身は、占いを学んでいる立場として、日々「検証」も兼ねて、吉日を選んで行動しています。吉日選びに用いる暦は、海外で「通勝(つうしょう)」とも呼ばれ、「勝つ道筋」という意味があります。

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