元旦・立春だけじゃない|「冬至」が最高の開運日である3つの理由
「今年の運勢は、お正月に占うもの」
「いや、本当は立春からが新年だよ」
そんな話をよく耳にしませんか?
もちろん、それらのタイミングも大切です。でも、実はもう一つ、「運」のサイクルにおいて非常に重要な出発点となる日があるのをご存知でしょうか? それが「冬至」です。
冬至は、一年で最も夜が長く、昼が短くなる日。陰の力が極まり、陽の力が最も弱まる日。分かりやすく言えば、お天道様の力が一番弱くなる、と捉えることもできます。
しかし、この日を境に陽の力が再び強くなっていくんです。これを易の言葉で「一陽来復(いちようらいふく)」といいます。陰から陽へと転じることは、新しい兆し、新しい始まりの訪れを意味するんです。
今回は、この冬至がなぜ「最高の開運日」と呼べるのか、その3つの理由を深掘りし、あなたの運を味方につけるヒントをお伝えします。
理由1:冬至は「運」の出発点だから
「一陽来復」が示すように、冬至は生じたばかりの陽の力を育てていく出発点と考えられます。
易という占いでは、冬至の日に、その年の運を占う古くからの風習があります。これを「冬至占(とうじせん)」と呼びます。
冬至占で得た答えは、どのような結果であったとしても、来る1年の心構えとして大切にすると良いとされています。まさに、この日に「天の啓示を受け取る日」と捉えることができるでしょう。
理由2:個人の「天運(タイミング)」を占うのに最適だから
「新年は1月1日の元旦なのに、まだ年も明けてないのに1年の運勢を占うの?」
「いやいや、二十四節気では立春が新年の始まりだから、立春過ぎてからじゃないの?」
そう感じる方もいるかもしれませんね。
たしかに、年の切り替わりは、元旦、立春、誕生日、新学年(4月や9月)など、一年の中に何度もあります。ですから、自分が「占いたい」と思った時に占うのが一番です。
人それぞれ、適切な時期は違うからです。
しかし、1年の運勢を占うのに「特に」適した日が冬至だと僕は考えています。それは、先ほども述べたように、運の「出発点」だからです。
では、同じ出発点と考えられる「冬至」と「立春」では、何が違うのでしょうか? これは僕の見解ですが、運の種類によって適した日が違うと考えています。
- 立春: 生まれつき持った運(先天運)の調整が入る日です。干支が切り替わる日でもあります(だから、2024年の正月にはまだ卯年で、辰年になるのは立春からです)。生年月日を使って、個人の運勢の流れを深く占うのに適しています。
- 冬至: 天運、つまり「タイミング」や「運の勢い」を占うのに適しています。個人の運命そのものよりも、今の「流れ」や「偶然性の運」をみるイメージです。例えるなら、おみくじやタロットのように、その時々の「神様の意図」を伺うような感覚ですね。
だから、どちらも大切で、いつ占っても問題はありません。ただ、僕自身は陰陽の考え方を大切にしているので、陽の出発点である冬至の日に、自分の天運を占うようにしています。
理由3:易占いは「オールマイティー」に活用できるから
僕が冬至占で自分のことを占うときに使う占術は、易(えき)です。
易とは、中国古典の易経(えききょう)の原理に基づいて、吉凶を判断する占いです。サイコロや筮竹(ぜいちく)といった道具を使って「卦(け)」と呼ばれるシンボルを出し、その卦を読んで今後の行く末を占います。おみくじのような感覚に近いですね。
心を無心にしてサイコロを振り、ここぞというタイミングで止める。その偶然出た卦に、神の意思が宿ると考えられています。
実は先日、僕自身も今年の冬至占を行いました。
- 総運(全体的な流れ)
- 天運(タイミング、運の勢い)
- 人運(人とのご縁)
- 地運(場所や環境)
このように具体的に問いを立てて占いました。すると、それぞれの問いへの答えはもちろんのこと、構成された卦から、タイミング、人間関係、土地や場所についても深く読み解くことができるんです。
冬至占に限らず、易占いはオールマイティーにどんなことでも占うことができます。今あなたが抱えている悩みがあるなら、ぜひ易で占ってみてください。きっと、お悩み解決の具体的なヒントとなることでしょう。
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