開運の秘訣は「平常心」|焦りを手放し、運を味方につける具体的な方法
風水に「趨吉避凶(すうきちひきょう)」という言葉があるのをご存知ですか? これは、凶を避けて過ごしていれば、吉に向かうという意味です。
運気を上げる方法はたくさんありますが、僕は開運において、この「趨吉避凶」の考え方が最も大切だと考えています。
人はどんな時に「運が悪い」と感じるでしょうか? それは、何かトラブルや失敗が起きてしまった時、あるいは自分の力ではどうしようもない不遇に見舞われた時かもしれません。
トラブルや失敗が起きないように対処する、そして自分の力ではどうすることもできない運を変えるのが風水です。
ですが、実はもう一つ、自分の努力や行いで何とかなる「運」もあるんです。今回は、その「自分自身で対処できる運」に焦点を当ててお伝えしていきます。
失敗の大半は「焦り」から生まれる
僕自身の経験を通して、あることに気づきました。それは、「焦って行動をした結果、失敗に繋がる」ということ。
焦って動いている時ほど、普段ならしないような小さなミスを繰り返したり、同じミスを何度もしてしまっていたんです。
あなたも同じような経験はありませんか?
自分では「焦っているつもりがない」と思っていても、実は心は焦っている、ということはよくあります。それは、ただ何かに夢中になりすぎて、自分の心の状態を見れていないだけかもしれません。自分では平常心だと思って動いていても、どこかそわそわしていて、大切なことを見落としてしまう。
つまり、落ち着いていない状態ということ。
そうなってしまうと、本来のパフォーマンスを出せなくなり、頑張っているのに、努力しているのに上手くいかない……そんなことが起こりやすくなります。
この焦りや焦燥感を持ちながら過ごすのは、本当に生きづらいですよね。例えるなら「人生ハードモード」と表現してもおかしくないくらいです。
- 大きく見れば、人生の選択において不必要な選択をしてしまう。
- 小さく見れば、仕事でのトラブルに適切に対処できず苦慮する。
開運と真逆にあるものこそが、この「焦り」や「焦燥感」だと僕は考えています。だから、開運のためには「焦らないようにする」というのが、一つの明確な答えになります。
どうしたら焦らないようになるのか?「自信」と「パターン」
では、どうしたら焦らずにいられるようになるのでしょう?
僕が考える一つの方法は、自信をつけることです。
もちろん、自信をつけたとしても、焦ってしまうような状況は当然訪れます。だからこそ、次に大切になるのが、「焦った時に平常心を取り戻すパターンを自分の中に作っておくこと」です。
この「パターン」の有無が、凶事を「大難」にするか「小難」にするかの分かれ道と言っても過言ではありません。最悪を想定して事前に準備する、これは開運のために非常に重要な考え方です。
僕が実践する「平常心を取り戻す」方法
ちなみに、僕が焦った時に実践している対処方法は、丹田(おへその辺り)を強く意識しながら深呼吸することです。
ただ深呼吸するのではなく、おへその辺りに意識を向けるのがポイント。なぜなら、焦っている時は「気」が上がりすぎている状態だからです。気が上がると心が浮つき、安定せず、不安にもなりやすくなります。丹田は気が集まる場所なので、そこに意識を向けることで、上がった気を元に戻し、「気を整える」ことができるんです。
感情を落ち着かせるという意味では、お茶を飲むといった方法も良いでしょう。しかし、いつもお茶が飲めるとは限りません。ですので、場所や状況を選ばずに「いつでもできる対処方法」を軸に考えてみるのがおすすめです。
自分が一番落ち着ける、少しでも冷静になれる方法を、ぜひ模索してみてください。いざという時のために、感情をコントロールできるようになると、後々きっと助けになります。
冷静な状況での失敗は、問題の反省や改善に繋げやすいものです。ですが、焦った状況での失敗は、とかく自己批判や自己否定に結びつきがち。そういった意味でも、感情をコントロールできるようにすることは、とても大切なことなんです。
感情を管理しながら生きること。
これは、趨吉避凶(すうきちひきょう)の考え方においても、最も大切なことだと僕は考えています。ぜひこの考え方を取り入れ、あなた自身の運を好転させてください。
もっと深く「運」と「自分」を知りたい方へ
- 自力では解決できない「運」をなんとかしたい
- 自分の運のバイオリズムを知りたい
- 他の開運についての考え方を知りたい
そう感じた方は、ぜひお気軽にお声がけください。
僕のセッションでは、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスで、運を味方につけるお手伝いをいたします。