なぜ、鑑定で使わない「マルセイユタロット」を学び続けるのか?|本質を追求する鑑定士の流儀

私は東洋占術の専門家ですが、実は手元に「マルセイユ版タロット」を置いています。 ただし、これを実際の鑑定で使うことはありません。

「使わないのになぜ学ぶのか?」と思われるかもしれません。しかし、この学びこそが、私の鑑定士としての根幹を支えています。

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「源流」を理解したいという飽くなき欲求

私がマルセイユ版タロットに強く惹かれたのは、その「伝統」と「本質」にあります。 ライダー版のような親しみやすさではなく、数秘術やカバラと結びついた論理的な深さ、哲学的な厳しさ。そこには、私が専門とする東洋占術(易や風水)とも通ずる「宇宙の根本原理」が詰まっています。

私はデザイナーとして15年、鑑定士として8年活動してきましたが、常に大切にしているのは「源流を知ること」です。 表面的なテクニックではなく、なぜその答えが出るのかという「理(ことわり)」を追求したい。その欲求が、私をタロットの深淵へと向かわせました。

自分の「立ち位置」を調律するためのツール

私にとってマルセイユ版タロットは、お客様を占うための道具ではなく、自分自身の現在地を知り、魂を磨くためのツールです。 複雑な理論を自分で紡ぎ上げ、象意を解釈していくプロセスは、まさに自分だけの「世界」を構築する作業。この知的探求こそが、鑑定でお客様に向き合う際の「視点の深さ」を生み出します。

多様な経験が「鑑定の厚み」になる

「餅は餅屋」と言いますが、一つの道を極めるために、あえて別の世界に触れる価値があると私は信じています。 ライダー版とマルセイユ版の両方に触れ、その違いを知ったからこそ、私は「なぜ東洋占術をメインにするのか」を明確に語れます。

この「自ら経験し、納得するまで学ぶ」という姿勢は、私が提供するセッションのすべてに共通しています。

本質を求めるあなたへ

私は、すでに努力を重ね、悩みながらも前に進もうとしている方を全力で支えたいと思っています。 そのために、私自身も常に「本質」を学び、自己を調律し続けています。

あなたが「自分を知るため」に大切にしていることは何ですか? もし、今の自分の立ち位置に迷いがあるなら、一緒にその本質を読み解いていきましょう。

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雨龍 光(うりゅう ひかる)
霊視鑑定師 / 東洋占術家 / デザイナー
霊視による本質の洞察と、四柱推命・易・風水といった東洋占術の緻密な理論を「核」に、相談者の本来の輝きを取り戻すサポートをしています。 15年のキャリアを持つ現役デザイナーでもあり、「視えない世界」を「現実の形」に定着させることを信条としています。
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