【仕事論】Xは「要約力」を磨く道場|鑑定スキルを底上げする戦略的運用術

「X(旧Twitter)を頑張っているけれど、フォロワーが増えない」 「SNSでの発信が、本当に集客に繋がっているのか不安……」

拡散力の高いXは、占い師にとって魅力的なツールである一方、一歩間違えれば「発信疲れ」や「炎上」のリスクと隣り合わせです。しかし、視点を少し変えるだけで、Xはあなたの鑑定スキルを劇的に向上させる最強のトレーニングの場に変わります。

15年のデザイン経験で「情報の取捨選択」を、8年の鑑定人生で「言葉の重み」を学んできた私が、プロとして疲弊しないためのX活用術をお伝えします。

目次

Xの最大の武器は「140文字の要約力」

Xの制限された文字数は、デメリットではありません。むしろ、「いかに要点を削ぎ落とし、核心を伝えるか」という、占い師に不可欠な言語化能力を磨くための絶好の訓練になります。

  • 短文で価値を凝縮する お客様にメッセージを伝える際、ダラダラとした説明はかえって不安を煽ります。Xで「要点を押さえた発信」を習慣化することは、鑑定現場で「的確に、分かりやすく」伝えるスキルに直結します。
  • 時事ネタと占術の掛け合わせ リアルタイム性の高いXでは、今起きていることと占いを関連付けた発信が注目されます。ただし、文字情報のみのSNSは感情の食い違いが起きやすく、炎上リスクも高い場所です。「これを見た人がどう感じるか」を常に俯瞰するデザイン思考の視点(UX的視点)を忘れてはいけません。

SNSの「落とし穴」|無料鑑定で疲弊しないために

活動初期に陥りやすいのが「認知を広げるための無料鑑定」です。私自身、過去にフィードバックを条件にした無料鑑定を行いましたが、多くの約束が守られず、精神的に疲弊した経験があります。

  • 手軽さゆえのデメリット SNSの匿名性と手軽さは、時に「誠実な対話」を損なわせます。無料鑑定は実績作りにはなりますが、ターゲット層のミスマッチを招きやすく、あなたのエネルギーを奪う原因にもなり得ます。
  • 「数」より「質」の繋がりをデザインする フォロワー数は単なる数字に過ぎません。それ以上に価値があるのは、あなたの言葉選びや「人となり」に共感してくれる質の高いフォロワーとの繋がりです。顔出しの有無に関わらず、誠実な発信を継続することで、数字以上の信頼(ファン)が積み上がっていきます。

自分に合った「環境」を選ぶ知性

最も大切なのは、世の中の流行に流されず、「自分に合ったSNSを選ぶ」ことです。

私自身、XよりもInstagramの方が自分の表現スタイルに合っていると感じています。無理をして苦手な場所で戦う必要はありません。Xに挑戦するなら、それを「発信力を磨く場所」と割り切り、ゲーム感覚で要約力を高める。その余裕こそが、プロとしての風格を生み、結果として鑑定依頼というご縁を引き寄せます。

判断の軸を、現実で使える形に戻す

ここで扱っているのは「正解」ではなく、決めるための軸です。
迷いが続くときは、状態と選択を一度整える必要があります。

雨龍 光(うりゅう ひかる)
霊視鑑定師 / 東洋占術家 / デザイナー
霊視による本質の洞察と、四柱推命・易・風水といった東洋占術の理論を核に、相談者が自らの人生を再構築するための視点を手渡しています。 15年のキャリアを持つ現役デザイナーでもあり、形のないものを現実に定着させること、そして「視えたものを、現実で機能させること」を一貫した信条としています。
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