盛り塩をしている。お守りも持ち歩いている。パワーストーンも試した。浄化もしている。
それなのに、状況が変わらない。
「お守りが効かない」「浄化しても意味がない」と感じたことがあるなら、あなたの行動が間違っているわけではありません。こうした相談は、鑑定の中でも特に多い部類に入ります。
そして、その多くに共通する原因があります。あなた個人の弱点が特定されないまま、一般的な対策だけが積み上がっている状態です。
穴の空いたバケツに、水を注ぎ続けている。注ぐことをやめる必要はありません。ただ、先に穴を塞がなければ、水はいつまでも溜まりません。
前提として、体の違和感は医療機関で診てもらうことが最優先です。それでも原因がわからない、どうしていいかわからないというときの、別角度からのヒント。この記事はその位置づけで読んでください。
護身術には二種類ある|掃除と修繕
霊的な護身術は、大きく二つに分かれます。
外から来る影響を払う「掃除」と、自分自身のエネルギーの仕組みを整える「修繕」です。
世に出回っている護身術の多くは、前者に属しています。塩、香、イメージワーク。どれも決して無意味ではありません。ただ、使う人のエネルギーの状態に応じて個別に設計されたものではない。
理由ははっきりしています。掃除は誰にでも同じ形で渡せます。修繕は一人ずつ違うので、情報として流通しにくい。だから世の中には掃除の方法ばかりが増えていきます。
お守りが効かないと感じるとき、多くの場合、お守りの側に問題があるのではありません。修繕の工程が抜けたまま掃除だけを続けている。そこに手応えのなさの原因があります。
霊視で弱点を特定する|何が視えているか
私が鑑定で最初に行うのは、お客様のエネルギー体をスキャンして、どこから影響を受けているかを特定することです。
視える状態は人によって違います。光っている箇所、黒い靄がかかっている箇所、ぽっかりと空いたような箇所。ものの形を取って視えることもありますが、この記事で扱うのは、その視え方を三つの型に整理したほうです。
視覚だけではありません。特定の匂いとして伝わることも、音として感じることも、直接的な言葉として入ってくることもある。それらを統合して、なぜその方にそれが起きているのかを読んでいきます。
何がどう視えるかについては、こちらに詳しく書きました。
三つの霊的な弱点
弱点は大きく三つに分かれます。どれに当たっているかで、必要な対策がまったく変わります。
チャクラの詰まり|出入り口が機能していない状態
エネルギーの出入り口が働いていない状態です。特定のチャクラが過剰に動いているか、逆にほとんど動いていないか。そのどちらかであることが多くあります。バランスが崩れていると、外部の影響を受けやすくなります。
チャクラは独立した部品ではなく、全体が連動する仕組みです。一箇所が詰まれば、そのひずみは別の箇所に転嫁されます。だから「どこが悪いというわけではないけれど、全体的に調子が悪い」という状態になりやすい。
本人が不調を特定できないことが、この型の特徴です。特定できないから、対策も的が絞れない。塩を置いても香を焚いても、当たっていない場所を掃除していることになります。手応えがないのは当然です。
オーラの欠損|穴や薄い部分から漏れ続ける
エネルギーフィールドに、文字通り穴や薄い部分が生じている状態です。これがあると、どれだけ外から守ろうとしても、そこから影響が入り込んできます。同時に、自分のエネルギーが漏れ出してもいます。
傷の原因はさまざまです。過去の強いショック、長期にわたるストレス、あるいは自分でも気づいていない感情の抑圧が、エネルギーフィールドに痕跡として残っていることがあります。
この型は、疲れの取れなさとして自覚されることが多い。寝ても回復しない、休んだはずなのに戻らない。入ってくる量より出ていく量が多ければ、そうなります。お守りを増やしても変わらないのは、穴の位置が特定されていないからです。
無意識のブレーキ|変わらないことで守っているもの
三つの中で、最も見落とされやすく、かつ最も根深い弱点です。
表面では「良くなりたい」と思っている。しかし心の奥に、変わることへの恐れや「どうせ自分には無理だ」という諦めが根を張っている状態です。
無意識は、変わることをリスクとして捉えることがあります。今の状態が苦しくても、それが慣れ親しんだ安全である場合、変化そのものを遮断しようとする。変わらないことで守られているものがあると無意識が判断しているとき、どんな護身術も効果が出にくくなります。意識と無意識が逆方向を向いているからです。
これは意志が弱いという話ではありません。人の心の仕組みとして、そういう動きが起きるということです。ただ、放置されている限り、表面的な対策では穴を埋められません。
背中に空いた穴|私自身が漏らし続けていた話
これは、私自身の話です。
以前、霊的な影響を強く受けた時期がありました。首や肩に激しい違和感があり、何をしても抜けない感覚が続いていた。
自分で自分を霊視したとき、気づいたのは、オーラの背中側にぽっかりと穴が空いているという状態でした。
どれだけ表面的な浄化をしても、そこからエネルギーが漏れ出し続けていたのです。注いでも注いでも、追いつかない。
自分に合った祝詞や習慣を取り入れ、漏れ口を塞いでいきました。それをしてはじめて、バリアが機能するようになった。感覚として、エネルギーが「溜まる」ようになった瞬間があります。あの感覚は今でもはっきり覚えています。
この経験で確信したのは、自分の弱点を知らないまま対策しても、根本は変わらないということでした。
日常レベルの霊的な影響は、決して怖いものではありません。私にとっては、風邪を引くようなものという感覚に近い。ただ、放置すれば長引く。原因を特定して、適切に処置する。それだけのことだと考えています。
なぜ一般的な対策では届かないのか
弱点が違えば、有効な対策も変わります。
チャクラの詰まりが問題なら、その出入り口を保護する方向へ。オーラに欠損があるなら、その箇所を再構築する方向へ。無意識のブレーキが働いているなら、なぜそれが生じているかを言語化して、思考の仕組みのほうから整えていく。
三つは、必要な手順がまったく別のものです。同じ「浄化」という言葉でまとめられていますが、中身は違います。
そして一般的な護身術は、その手前で止まっています。どれに当たっているかを判定する工程がないまま、対策だけが並んでいる。効かないのではなく、当たっているかどうかがわからないまま使われている、というほうが近い。
石やお守りそのものが働かないという話ではありません。使い方の前提が抜けているという話です。石については、こちらで詳しく書いています。
▶ パワーストーンの効果を感じないのはなぜか|石と繋がるという話
順番を守る|特定してから設計する
鑑定を受けた方から「体が軽くなった」「視界が開けた」という言葉をいただくことがあります。全員がそうなるわけではありませんし、私はそれを約束していません。
ただ、変化を感じた方に共通しているのは、対策の数が増えたことではなく、「なぜ自分にそれが起きていたか」がわかったことのほうでした。
わかると、人は動けます。動けると、状況は変わっていきます。
自分のエネルギーがどこから漏れているのか。どこに弱点があるのか。それを知らないまま外からの対策だけを積み重ねても、根本は変わりません。
特定してから、設計する。この順番を守ることが、お守りや浄化をはじめて働かせる条件だと私は考えています。
どの弱点に当たっているかを確認したい方は、鑑定でお受けしています。
なぜ「なぜ」から入るのかについては、こちらに書きました。
PSYCHIC READING
その「なぜ」を、言葉にする
頑張っているのに噛み合わない。理由もなく疲れる。同じことを繰り返している。
その原因を霊視で追跡して、言葉にします。生年月日は使いません。
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